セルフケア

爪は健康のバロメーター!?セルフチェックの仕方をご紹介します

爪の状態のチェックを普段から行っていますでしょうか。爪を見る事で体調の変化に気付くことができます。顔色や肌の調子の変化で体調の良し悪しを見定めているように、爪を見ることでも健康の指標になります。

爪の基礎知識

爪の状態異常

爪が脆くなる乾燥を予防しよう

爪の形に気をつけ安全な状態へ

爪の基礎知識

爪は皮膚の表面が角質化したもので、色や形に変化が起きてその人の健康状態を表す体のバロメーターになっています。健康な人の爪は硬いながらも柔軟性があり、表面がなめらかで、薄いピンク色でツヤがあります。

逆に、体の変調がある爪は指先の血液の流れが悪くなり、爪が白っぽく見えたり表面にスジが現れたりします。

健康な爪を維持するためには、爪の形成に必要な栄養が不可欠で、タンパク質と共に各種ビタミンやミネラルもしっかりと摂らなければなりません。病気による爪の変色や変形は局所的な障害でも生じますが、血液疾患、循環障害、各種臓器障害に伴っても生じてきます。

足の爪は1か月で約1.5cmずつ伸びており、1年くらいで1枚の爪が生え変わります。一方で手の爪は倍のスピードで伸びると言われています。また、冬よりも夏のほうが代謝がよく伸びも速くなるといったことや、老いるほうが伸びが遅くなると、年齢も関係があります。

直近の異常を調べるには、手の爪を見てください。根元から先端まで爪が伸びるにはおよそ3か月です。つまり爪の変化があれば、3か月以内に体に変化が起こったというふうに判断できます。※伸びには個人差はあります。ぜひ一度、爪の状態を確認してみましょう。

爪の状態異常

爪に見られる様々な異常をご紹介していきます。

爪の横線(横溝)

爪の横線はよくある変化です。左右の爪が同じようになっている場合があります。実はこれ、精神的なストレスや栄養障害、体調不良から現れる異常なのです。皮膚に埋もれて隠れている、新しい爪を生み出す「爪母」(そうぼ)の血の巡りが悪くなると爪を作る働きが弱くなります。すると爪に横線となってサインとして現れるのです。

体が疲れている証拠です。バランスの良い食事と十分な睡眠をしっかりとって、体を休ませましょう。

爪の縦線

縦線は、加齢と乾燥が原因です。20代の頃からどんどん現れていきます。
健康状態に問題はないのですが、気になるのであれば爪専用の保湿ケアに取り組むのもよいでしょう。

爪の変色

爪白癬…爪の水虫の症状です。爪白癬になると、黄色に濁って爪自身が分厚くなります。白癬菌という菌の増殖によって起こり、特に足の爪に多くみられます。皮膚科で内服薬と外用薬を処方してもらえば治療できます。

爪甲鉤彎症…足の爪で起こる爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)は、爪が分厚くなるもので菌は関係しません。厚くなると爪の色が濃く見えて黄色がかったり、皮膚から爪が浮いてピンク色に見えなくなります。原因には爪が一度剥がれてしまったり、合わない靴を履いている慢性的な負荷が考えられます。原因の改善や、爪の厚みを削って整えるなどの専門的対処が必要です。

グリーンネイル…爪が緑色に変色します。細菌の一種である緑膿菌は自然界どこにでもいます。湿っている所を好む菌で、不衛生な環境で繁殖します。爪甲剥離という爪が皮膚から剥がれてしまった隙間に現れたり、ジェルネイルのジェルと爪の隙間で現れることが多いです。ジェルが原因の場合は爪表面に繁殖しているので乾燥で改善が見込めます。ただし爪と皮膚の間は乾燥が難しく、医療機関で診てもらう必要があります。

爪甲色素線条…根本から縦筋のように線が入る状態で、色はです。基本はホクロやシミと同じようなものです。何年も色の濃さや線の幅に変化がなければ気にしなくてよいのですが、濃くなったり幅が広がったりする場合はメラノーマ(悪性腫瘍)の可能性もあるので専門医にご相談下さい。

写真左側の爪が爪甲色素線条。現時点で問題ないが、色濃くなったり範囲が広がるとメラノーマの可能性が出てくる。

爪の変形

スプーンネイル(スプーン爪)…爪の中央部分がへこんでいる爪を、見た目からスプーンネイル(スプーン爪)と呼んでいます。これは、鉄分不足の可能性があります。鉄分には爪を硬く保つ働きがありますが、不足すると爪が柔らかくなり爪の強度が失われます。その、強度のない爪で物を掴むと、骨のない先端部分の爪に力が加わりその力に耐えきれず爪が反ってしまいます。気になるのであれば医療機関で相談してください。

ばち状爪…指先も爪も大きくふくらみ、爪は丸みを帯びながら指の先端を包み込むような見た目をしています。原因に、呼吸器疾患、肺疾患、心臓病が考えられる症状です。

爪が脆くなる乾燥を予防しよう

爪のいろんな状態について触れてきました。病気や怪我が関係する症状が多いですが、だれにでも起こりうる爪の乾燥に気をつけなければいけません。爪が乾燥すると割れ欠けが起こりやすく、痛みの伴う巻き爪の原因にもなります。乾燥は加齢と共に自然に進行するものですが、正しいケアを心掛ければ進行を遅らせてきれいな爪を保つことができます。また、マニキュアなどのネイルを楽しむ女性は特に気をつけるべきで、ネイルオフする際に使用する除光液は爪の油分と水分を取り去り余計に乾燥させます。

爪の乾燥対策に必要なのは保湿ケアです。クリームも良いですが、浸透しやすいのはキューティクルオイルです。爪の根元や爪先の裏側にオイルを塗り、指の腹でよくなじませて優しくマッサージしましょう。ちなみにクリームを塗る場合はオイルの後で。先にクリームを塗ると油分でオイルが弾かれ爪に浸透していきません。

また、水仕事の後や風呂上りなどに爪が濡れたままではよくありません。周りに付着した水分の蒸発といっしょに爪の水分も蒸発してしまうのです。タオルなどでしっかり水分を拭き取ってください。

爪の形に気をつけ安全な状態へ

爪の整え方を間違うと、爪の割れ欠けや巻き爪などのトラブルが起こりやすくなってしまいます。

正しい爪の形のポイントは指先と長さを揃えることです。そして、全体的に四角い形が理想です。四角い形にしようとすると角が出っ張ってしまう場合には、指の形に合わせてラウンド型にしても問題ありません。使う道具はヤスリをおすすめします。不用意に爪を短くさせる心配がなく、安全だからです。長さを整えた後に角は2~3回滑らかになるように削ると引っ掛からず、皮膚を傷つけずに済みます。

当院では巻き爪矯正だけでなく、原因の改善指導や、本人も気付いていない足や爪の状態などをお伝えして適切なアドバイスをしています。今回ご紹介したように爪には様々な症状がありますが、当院で対応できる場合とそうでない場合があります。医療機関で診てもらうように促すこともございますが、カウンセリングにてお話させていただきます。
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