陥入爪とはどういった爪の症状なのかご存知ない方もいらっしゃると思います。陥入爪とは何かを解説すると共に、原因にも言及しています。ご参考ください。 陥入爪とは 陥入爪とは、爪が周りの皮膚に埋もれるような状態を指します。そのままだと皮膚に突き刺さるように伸びていき、巻き具合は軽度でも痛みが伴いやすいのが特徴です。傾向として、小さなお子さんが陥入爪になっているパターンが比較的多く見受けられます。爪の白い部分は残さず切るべきだと勘違いしていることや、爪をむしり取るクセがあるせいです。親御さんはお子さんの爪の確認を定期的に行うようにしてください。 痛みが出始め、出血したり膿が出るなど化膿していくと、最終的に皮膚が大きく赤く盛り上がる肉芽を形成することもあります。また、あまりにも酷い肉芽になると、歩行や運動に支障を来すことがあります。体液で爪が極度にふやけてしまうと矯正が難しくなる可能性があります。そのときになってからは遅いので、早めの矯正を推奨しています。 陥入爪の原因 主に深爪が原因とされます。爪が大きく欠けてしまったり、常習的に爪切りで短く切ることを繰り返しているとドンドン爪は皮膚に刺さりこんでいきます。一度爪が皮膚に刺さりこんでから痛みが出始めると、痛みを取るためにまた深爪をしてしまうので悪循環に陥り、症状はより悪化していく傾向があります。また、爪切りだけでなく靴の選び方や履き方でも陥入爪になるので注意してください。⇒正しい靴の選び方・履き方を見る