変形爪とは

変形爪とはどういった爪の症状なのかご存知ない方もいらっしゃると思います。
変形爪とは何かを解説すると共に、原因にも言及しています。
ご参考ください。

変形爪とは

変形爪には種類があり、大きく2種類に別けられます。変形爪のリスクとしては、正しい踏ん張りが出来なく転倒してしまうことや、爪の内側に雑菌などが繁殖する不衛生な状態に陥るケースがあります。また、変形と湾曲が同時に起こる場合もあります。

1. 肥厚爪

爪が分厚く変形し、さらに硬くなってしまった状態の爪です。普段使っている爪切りでは力を入れても切ることが難しくなり、伸ばしっぱなしで靴の中にぶつかるせいで痛みを感じる方もいます。

2. 鉤彎爪

爪が厚く硬く変形すると同時に、表面に横筋が現れます。爪が複数枚重なり連なるように、例えるならダンゴムシの様な見た目になっています。表面上では分かりにくいですが、爪が皮膚にちゃんとくっついている面積が狭いことが多く、それ故に中にゴミが溜まり易く不衛生にもなります。

変形爪の原因

変形爪の原因も様々です。代表的な3つをご説明します。

1. 足に合っていない靴を履き続ける

爪が圧迫を受けてしまうような窮屈な靴や、特にハイヒールは変形爪の原因になります。爪が圧迫を常に受けると、成長して前に伸びられなくなってしまいます。それゆえ爪は伸びる代わりに厚く硬くなるしかないという仕組みです。爪はそれ自身が乾燥し、縮み厚く硬くなるという性質があります。外出の機会が減って靴を履かないという高齢者も変形していくことがあります。

2. 怪我

爪が大きく欠けたり剥がれるなどの怪我を負うと、変形爪になることがあります。爪があった場所の皮膚が徐々に盛り上がってしまうせいです。指先は先端まで骨が届いておらず、先端は柔らかい皮膚のみです。その皮膚は、爪という支えが無くなることで潰れて元の爪のあったところへと押し上げられてしまいます。すると、そこへ爪が伸びようとしても山になった皮膚が邪魔をしてしまうという理屈です。

3. 深爪

深爪も理屈としては上記の原因と同じです。切りすぎた爪下の皮膚が盛り上がり、伸びを妨げてしまい変形爪へと変化させます。

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