巻き爪の種類と症状について
巻き爪とは?
巻き爪とは、一般的に爪の両端が内側に巻き込んでしまっている状態を指します。
特に足の親指に起こりやすく、進行すると歩行時の痛みや炎症など、日常生活にも大きく影響してきます。
一口に「巻き爪」といっても、実際にはいくつかの種類があります。代表的なものは以下の3つです。
- 陥入爪(かんにゅうそう)
- 弯曲爪(わんきょくそう)
- 爪甲鉤弯症(そうこうこうわんしょう)
これらは見た目や症状が異なりますが、共通しているのは放置すると悪化しやすいという点です。
「痛みがなくなった=治った」ではありません
巻き爪は、爪が皮膚に食い込むことで痛みが出ます。
しかし一時的に痛みが落ち着くこともあるため、「自然に治った」と思ってしまう方も少なくありません。
実際には、皮膚が食い込みに合わせて変形し、一時的に痛みが和らいでいるだけの場合もあります。
そのまま原因を改善しなければ、再び巻き込みが強くなり、さらに強い痛みや炎症につながることがあります。
つまり巻き爪は、痛みを繰り返しながら少しずつ進行するケースが多い症状なのです。
巻き爪が進行するとどうなる?
症状が進むと、以下のようなトラブルが起こることがあります。
- 爪の周囲が赤く腫れる
- 熱を持つ、ズキズキ痛む
- 化膿する
- 出血する
- 肉芽(赤く盛り上がった組織)ができる
- 歩くのがつらくなる
ここまで悪化してから専門院や医療機関に相談される方も多くいらっしゃいます。

巻き爪の種類とそれぞれの症状

陥入爪(かんにゅうそう)
爪の端が皮膚に食い込み、炎症を起こしている状態です。
赤み・腫れ・痛みが出やすく、悪化すると出血や化膿を伴うこともあります。
深爪によって爪の角がトゲ状になり、皮膚に刺さって起こるケースが非常に多く見られます。
弯曲爪(わんきょくそう)
爪全体が左右から強く丸まり、筒状に近い形へ変形していく状態です。
見た目には強く巻いていても痛みが少ない場合もあれば、軽度でも強い痛みが出る場合もあり、症状には個人差があります。
爪甲鉤弯症(そうこうこうわんしょう)
爪が厚く硬くなり、前方へ鉤(かぎ)のように曲がっていく状態です。
色も灰色・褐色・黒っぽく変化することがあり、爪切りが難しくなるケースもあります。
加齢・圧迫・外傷・感染・合わない靴など、さまざまな原因で起こります。
巻き爪は「治す」だけでなく「直す」ことが大切です
炎症や痛みを抑えることも大切ですが、それだけでは再発を繰り返しやすくなります。
根本改善には、以下の見直しが重要です。
- 爪の切り方(深爪の改善)
- 歩き方や足の使い方
- 靴のサイズや履き方
- 爪の形の矯正・補正
その場しのぎではなく、原因から整えることが再発予防につながります。
巻き爪でお悩みの方へ
「少し痛いだけだから大丈夫」
「何度も繰り返している」
「病院へ行くほどではないと思っている」
そのような段階でも、早めの対応で負担は大きく変わります。

