巻き爪

巻き爪と陥入爪の症状の違いとは?原因と予防方法もご紹介します

巻き爪という言葉は足の爪のトラブルとしてよく耳にされることでしょう。ただし巻き方には個人差があり形状が様々で、その中でも皮膚に食い込んで炎症が起こっている症状は「陥入爪」と呼ばれます。詳しい症状の違いと、原因や予防方法にも言及していきます。

巻き爪とはどういう症状か

巻き爪の原因とその予防について

陥入爪とはどういう症状か

陥入爪の原因とその予防について

巻き爪とはどういう症状か

巻き爪とは爪の端の部分から湾曲してしまう症状です。数年かけてゆっくり湾曲してきた場合では、皮膚に食い込んでいても痛みが伴わないことがありますが、激しい運動や新品の靴による負荷で急に症状が進行すると皮膚に爪が食い込んで痛みを伴います。見た目は多種多様で、歩行の仕方や足の変形などにより形に個人差があります。

中度程度の症状があっても、痛みが出るまで気付かずに放っておくことも多く見受けられます。ただしそのままに放っておくと酷く痛みの出る巻き方に変化してきて、いざ病院で治療を受けようとしたころには手術をしなければならないと診断されてしまうかもしれません。早期に原因と予防について学ぶことが大切です。

巻き爪の原因とその予防について

靴が原因

巻き爪になってしまう原因は様々で、中でも特に爪に影響を与えやすいのが「足に合っていない靴」です。女性だとパンプスやハイヒール。男性だと革靴や安全靴を履いているケースが例に挙げられます。これらの靴の特徴は、つま先部分が硬かったり、先端側が先細りの形状で指先が締め付けられてしまうタイプが多いことです。履いているだけで爪には負担が掛かってしまうので、できるだけ避けるべき靴です。

もし仕事で履かなければならないのであれば、パンプスやハイヒールは先端が丸みを帯びている形状や、ヒールが低くなるべく前滑りしないものを選ぶ。革靴や安全靴であれば紐付きで縛れる面積が広いもの、特に革靴であれば足に合うように革を伸ばして調節する必要も出てきます。

正しい靴と履き方で巻き爪を予防する

正しい靴というのは、ずばりスニーカーです。ただしスニーカーをただ履けば良いわけではなく、正しく履く必要があります。

最初にサイズ選びが肝心です。指先が靴の中で当たった時に痛みが生じてしまい、それを避けるためにあえて大きめの靴を選んでいる方がいらっしゃいますがそれは危険です。大きいと足が靴の中で遊びやすく、さらに負荷を与えることとなります。また、靴紐をきつく結んだとしても滑ってしまうこともあります。適切なサイズは、幅がぴったりでつま先は指先が自由になるゆとりがあるのが好ましいです。

履き方ですが、まずは踵がしっかりと靴に収まるようにつま先を立てます。こうして指先には0.5~1センチほど隙間が開くと安心です。あとは指先側から紐を少しずつ締めていきます。足の甲がしっかりと固定されるには緩んだ隙間がないように力を入れて結ばないと意味がありません。靴を履く度に面倒くさがらずに結び直すとより安心で安全ですよ。

また、紐はどんなタイプでもいいわけではありません。ゴム紐は避けてください。足の動きと共にゴムが伸びてしまい、固定感が失われます。

スニーカーが良いとはいっても、仕事などの理由から普段履けない場面もあるかと思います。その場合の対処としては、通勤通学はスニーカーに履き替えたり、中敷きを入れて前滑りを防止したりといった対策を講じるのが得策です。

陥入爪とはどういう症状か

陥入爪とは、爪の角が皮膚に刺さり込んでしまうことで炎症が起きている状態のことです。症状がひどくなると指全体が赤くなったり膿が出たり、肉芽(にくげ)といって赤い腫瘍みたいなものができてしまうことがあります。

周りの皮膚に爪全体が埋もれかけている状態で、皮膚も赤みを帯びて痛みがある例

陥入爪の原因とその予防について

深爪が原因

陥入爪になってしまう主な原因は深爪です。怪我で爪が欠けてしまったり、つい切りすぎてしまったりして指先より短くなると深爪といえます。その状態から伸びてきた爪は皮膚に刺さりやすくなっていて、痛みを取ろうとさらに爪を切ると、余計に刺さりこみやすく変化します。この悪循環が陥入爪(深爪)の怖いところです。

子どもの場合だと、癖で爪をむしり取ってしまうことがあり深爪になりがちです。まだ爪が薄くて柔らかい時期で簡単にむしり取れたりするのですが、そういった爪質が陥入爪になると鋭利に皮膚に刺さりこみやすく、痛みが強くなりやすいのが特徴です。

正しい爪の整え方で陥入爪を予防する

陥入爪の予防にはこれからお伝えする正しい爪の整え方を実践してください。

  1. 爪切りの使用を止める
  2. 爪ヤスリを使用する
  3. 爪全体の形を意識する

爪を整える際は爪切りが一般的かと思いますが、爪切りの刃のカーブに合わせて角から白い部分を全て切ってしまう方が多くいます。または、意図せずひび割れて爪が余計に短くなることがあります。爪切りは深爪にさせるリスクがあるので、なるべく使用を控えるべきです。

一方、当院でおすすめしているのは爪ヤスリです。爪が割れるリスクを減らし、仕上がりもキレイにしやすいので断然爪ヤスリを推奨します。ヤスリでの整え方は、指に対してヤスリが垂直になるように爪先端に当て、そのまま一方向に動かして削ります。長さは指先を触った際に爪と指先の皮膚が同時に触れるくらいが安全です。

爪全体の形はスクエアオフが基本です。爪を真上から見た時に四角い形で、角がしっかりある状態です。角の部分の尖りは危ないので、角を無くさないようヤスリで2~3回撫でてあげると大丈夫です。

今回ご紹介した靴と爪の整え方を実践して爪トラブルの予防改善に活かしてください。当院にも陥入爪のお客様も多くいらっしゃいます。痛いから深爪にさせるという悪循環は酷い肉芽を育ててしまう結果に陥りがちです。早期では矯正できた症状でも、肉芽の状態によっては当院で対応出来かねる場合もございます。少しでも違和感や痛みがあるようでしたら、早めの矯正をおすすめいたします。

6月末までは引き続き無料相談を実施中ですので

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