巻き爪技療士がインソール（中敷き）をおすすめする理由

2024年9月2日

こんにちは、練馬区東京巻き爪矯正院　練馬院です。

巻き爪やタコ・ウオノメで来院される患者さんへのアドバイスの1つに、当院で扱っているインソールの提案をしております。

靴に元々入っているインソールがあるのに別のインソールが必要なの？と思われる方もいるかと思います。

今回は私たち巻き爪技療士がなぜインソールを提案するのかをお伝えしていきたいと思います。

インソールには用途に応じた様々なタイプがある

インソールはその用途によって様々な種類が販売されています。例としてこのようなタイプがあります。

消臭効果が備わっているタイプ
クッション性があり、衝撃を和らげるタイプ
通気性重視のタイプ
外反母趾や浮指といった症状をサポートするタイプ

漠然と「インソールを入れたほうが足にいいんだ」というだけではなく、その用途や効果に目を向けて選ばないといけません。靴の中には予めインソールが入ってるものが多いですが、上記のような効果が持っていないものが多く、こだわるのならば別途購入する必要があります。100円ショップのような量販店で安価で購入できるものは消臭効果を備えたタイプや、クッション性や通気性重視のタイプがメインの品ぞろえになっている印象です。

当院で扱っているタイプは外反母趾や浮指といった足の骨格をサポートするインソールを置いています。価格帯は約3,000～6,000円で、硬さや厚み、使われている素材により耐久性や使用感に差があります。実際に靴にサンプルを入れてお試しいただき、ご納得の上でご購入していただきます。

足の骨格サポートのタイプで比較対象になるのはオーダーメイド（セミオーダー）タイプになります。その人の足型に合わせて作成するので価格は数万に昇ることもあります。

足の骨格をサポートするためにインソールをご案内します

当院がインソールをご案内するのは、足の骨格が緩み3つのアーチ崩れが巻き爪などの爪トラブルの原因となっていることがあるからです。

爪に症状が出た場合に一般的に想像しやすいのは「爪を切るとき深く切りすぎてしまった」「足をぶつけたり、モノを上から落とし怪我をしてしまった」「デザインを重視して足のサイズに合わない靴を履いていた」などの理由でしょうか。ですが実際に来院される患者様の中にはそういった理由でない方も多くいらっしゃいます。それがすなわち外反母趾や扁平足といった骨格の崩れの問題なのです。

特に外反母趾の方は親指だけ顕著に巻き爪が進行し、浮指であれば全部の指が巻き爪になりやすくなってしまいます。偏平足であれば足裏は疲れやすく不安定で、立ち方や歩き方に癖が出てさらに骨格に歪みが生まれてしまうなどがあります。