巻き爪はセルフケアできる!?応急処置方法をご紹介します

東京巻き爪矯正院 練馬院 テーピング

巻き爪の応急処置の方法はいくつかあります。ですが、あくまで応急的であり根本解決とはなりませんので、痛みがなくなったから安心!とはなりません。ただ、すぐに当院のような巻き爪矯正院に行けない状況であれば有効です。用意する道具もバッグや財布に入れて持ち歩けるようなものだけです。

ではご紹介します。

目次

コットンパッキング法

コットンパッキング法とは、爪が皮膚に陥入して痛い場合に、痛みを取る方法として皮膚科など病院でも行われている方法です。手法はとてもシンプルで、爪と皮膚の間に緩衝材の役割としてコットンを挟みこむだけです。緩衝材にコットンを使用するのは好きな大きさに調節しやすいことです。

ただし、爪の陥入具合によれば爪と皮膚に隙間が出来ず、コットンを入れることもできない場合がありますので、そういう場合は後述する方法を用いてください。

コットンパッキングに必要な道具

・ピンセット(無ければつまようじなどでも代用はできますが、皮膚を傷付けないよう注意して下さい。)
・化粧用のコットン(100均などで購入できます)

コットンパッキングのやり方

1.お風呂の後など爪が柔らかくなっているときに行う
2.コットンを小さくカットし5~7mmの大きさにする
3.ピンセットで爪と皮膚の間にコットンを挟み込む

注意点として、コットンが大きすぎるとかえって痛みが出る場合もあるので、様子を見ながら大きさを調整します。
また、爪の内側からコットンを入れることが重要です。外側から入れた場合余計に爪を巻き込んでしまい、悪化する恐れがあります。

コットンは毎日のお風呂の度交換しましょう。(入れっぱなしは雑菌が繁殖して臭いや爪水虫の原因になります)

テーピング法

テーピング法は、皮膚を引っ張ることで爪と皮膚の間が離れて痛みを緩和させる方法です。それだけでなく、炎症が起こっていた場合自然治癒しやすくなります。

コットンが入らないような場合はテーピング法が有効です。

テーピングに必要な道具

・伸縮性のテープ(2.5センチ×10センチ)
・ハサミ

テーピングに使われるテープはなんでもよいというわけでは実はありません。動かしやすいことも踏まえて、伸縮性のあるテープを使用してください。テープが伸び縮みしないと筋肉と関節の動きが抑制され、かえって痛みが出てしまいます。

テープの大きさは親指を基準としているので、他の小さな指になるにつれてテープもカットして使用してください。また、テープの角は丸くカットしてください。引っ掛かりにくく、剝がれにくくさせます。

テーピングのやり方

1.テープの端を出来るだけ爪の横ギリギリの所に貼る
2.爪と皮膚の間を広げるように強く引っ張りながら指の下を通り反対へ回す
3.指の下から回したテープを今度は指の上を斜めに回しながら引っ張る
4.最後は指の上通って足の甲に貼って終わり

コツは最初の貼り付け箇所が剥がれないように押さえつけながら引っ張ります。そして指の下までは力を緩めず貼り、折り返してからはふんわり貼ることです。最後まできつく引っ張りながら貼ってしまうと血が止まったり、うっ血したり、指が圧迫により変形してしまったりする可能性があります。

東京巻き爪矯正院 練馬院 肉芽
東京巻き爪矯正院 練馬院 テーピング

写真のように、テーピング後に炎症部が下に下がっているのがお分かりいただけますでしょうか。当院のF/Tブレイス®で爪を持ち上げることによってダブルの効果で痛みが緩和されていきます。

また、テープは毎日貼り換えてください。というのも皮膚は休ませないといけません。そのまま長期間貼りっぱなしだと皮膚がかぶれてしまう場合があります。

おすすめは朝起きて貼り、お風呂に入ったら自然と剥がれるのでその日は終了とすることです。お風呂後にすぐ貼ろうとしても濡れていれば接着が弱く効果が得られません。同様に日中運動をして汗をかいたときは貼り直すのがベターです。

応急処置のまとめ

応急処置はあくまで応急処置という考えが大切です。痛みの原因となる爪には変化が及びませんから、楽に動けるようになったら早期に当院のような専門院で診てもらってください。痛みが出てしまった段階で、改善しなければならない原因がいくつか潜んでいます。痛みの再発もしくは、より巻き爪などの爪症状が重症化する前にあなたに合った適切な指導を受けてください。

当院は巻き爪矯正だけでなく、根本原因改善の指導も行い、患者さま方の健康寿命を延ばすお手伝いをしています。靴の選び方や歩き方、生活習慣など気になったことはお気軽にご相談ください。カウンセリングのみでも受け付けています。お待ちしております。

東京巻き爪矯正院 練馬院
湯澤 憲司

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