コラム

爪の切り方の見直しを!普段のお手入れと注意点

爪切りというと、白いところはすべて切らなければならないと思っていませんか?白いところはフリーエッジと呼ばれる部分ですが、切るべき目印ではありません。

勘違いをしてフリーエッジを切り、深爪にすることが巻き爪になるひとつの原因とされています。爪はもともと丸まろうとする圧力が働いていて、この圧力が指を支えて歩行を可能としています。

しかし足の爪を短く切ってしまうと下からの圧力の作用で指先のお肉が盛り上がっていきます。すると爪の伸びを阻害していきます。阻害され、まっすぐ伸びにくくなった爪は巻いてきたり、皮膚に陥入して痛みを及ぼしていきます。

巻き爪予防の大事な爪切りのポイントは

「指先と同じ長さ」

「スクエアカット(=四角い形に切る)」

を意識することが大切です。

そして爪はまっすぐ直線的に切ってください。端も指と同じ長さに整えて全体的に四角い形になるよう角を残すのが大切です。爪は角から巻いていきます。ですので角が無くなったらいつ症状が進行するかもしれない危険な状態です。これから伸ばそうとしても痛みが出てしまうので、そういった状態は早期に巻き爪矯正を施して爪が皮膚に当たらないようにしてあげます。すると痛みなく安全な爪の形を目指して伸ばすことができます。

爪切りの形状の特徴

爪切りにも種類がありまして、足の爪に合った爪切りを使う必要があります。

市販されている爪切りは基本的に合わせ刃です。これはハサミのように切っているのではなく、プチっと切り離しています。爪切りの端が爪の外側に出ていないと爪に多少ヒビが入ってしまうのはこのためです。そのせいで大事な角が欠損するなどすれば元も子もありません。

爪は縦、横、縦の3層構造でできています。通常はこの3層がしっかり重なることで柔軟性と硬さを維持しています。しかし爪が乾燥していたり、巻き爪のように変形していると爪を切り離した際に衝撃で、爪が欠けたり、空気が爪の間に入り込み二枚爪になってしまうことがあります。ですので爪切りの見直しが必要です。

また、通常ご家庭にある爪切りは市販品の物で刃先が内側にカーブしている凹型のものが大多数だと思います。
この形状は爪切りの端が爪を切る際に必要以上に爪を切り落としてしまい、深爪になる危険性があります。刃先がまっすぐの物をおすすめします。

ヤスリを使うメリット

ヤスリの使用を第一におすすめしています。爪切りに比べて時間はかかりますが、切りすぎ防止や割れ爪防止の観点から爪に優しいのがヤスリのメリットです。深爪は巻き爪や陥入爪の原因になりやすいですが、ヤスリは逆に深爪にさせるのも困難です。

ただし、爪にヤスリを接触させたまま左右に往復して削ったり、目の粗いヤスリで強く削るのは避けてください。爪を痛めてしまう可能性があります。やさしく、一方向に目の細かいヤスリで少しずつがポイントです。練馬院では基本的にヤスリで患者様の爪の形を整えています。その際に使い方のポイントをご説明できますし、洗って使えて経済的なヤスリも販売していますので気になった方はぜひスタッフにご質問ください。

爪ケア:保湿をしよう

爪は髪と同じケラチンというたんぱく質でできています。髪は毎日トリートメントなどケアしていても、爪をケアしようとは特に男性は考えないかと思います。しかしながら髪同様に爪も保湿してあげると乾燥が防げて艶が出て、柔軟性も生まれます。ネイルオイルなどで、こまめに保湿を心がけてください。フリーエッジの白色とピンク色の境の黄線と爪の根本の生え際にオイルを垂らして浸透させるように使用します。寝る前がおすすめです。

さらに、爪の付け根部分にある爪母は、爪をつくる工場のような役割をしています。爪母をケガしてしまうと、生えてくる爪が厚くなったり、凹凸のある形の悪い爪が生えてきたりします。爪母周りの血流をよくするためマッサージしてあげることも、きれいな爪を生やすための大切なポイントです。

爪も日頃のケアが必要だということがお分かりいただけたでしょうか?ぜひヤスリとオイルを取り入れて巻き爪などの爪トラブル防止にお役立てください。爪をご自身で整えられてないという方も、当院では爪切りだけのメニューも揃えております。ぜひご来院ください!

東京巻き爪矯正院【練馬院】 
湯澤 憲司

【東京巻き爪矯正院 練馬院】

練馬駅A2出口より徒歩3分の楽々通院!

〒176-0011 東京都練馬区豊玉上2丁目27−23 千川通り沿い1階

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