タコ(胼胝)・ウオノメ・イボの違いと原因

東京巻き爪矯正院 イボ症例 写真

タコをご存じでしょうか。足の裏にできる硬い角質です。では、ウオノメとの違いもご存じでしょうか?東京巻き爪矯正院 練馬院では角質ケアも行っていて、タコとウオノメを削って痛みを軽減させられます。

ただし、削ってはいけないイボの違いも知っておかないと、大変なことになりかねません!

なので今回はタコとウオノメそしてイボの違いと原因についてご紹介します。


目次

タコとウオノメの違い

タコとウオノメの違いは何だと思いますか?

タコ(医学用語で「胼胝・べんち」)にはウオノメと違い、痛みを伴う芯がありません。体重がかかったり靴擦れが起きる足裏にできることが多く、慢性的な負荷が原因で皮膚が角質化していきます。厚く山なりに盛り上がっていくのが見た目の特徴です。

胼胝(タコ)

一方のウオノメも原因は同じですが、より極所的に負荷がかかることで発生します。するとタコと反対に皮膚の内側に角質が蓄積し、硬い芯となって真皮層という神経がある皮膚の内側に食い込んで痛みが生じます。見た目に角質部の中心にポツンと点のような物があればウオノメと判断できます。

ウオノメ

ただしウオノメほどではありませんが、タコも放置すると当たる部分が圧迫されて痛みが出てくることがあります。厚みが増して小石が足と靴の間に潜んでいるような感覚になったり、圧迫感を覚えたりします。


角質化の原因

靴が原因

角質化が起こる皮膚の防御メカニズムについてまずご説明します。皮膚は柔らかいので、体重の圧力や靴の圧迫といった負荷を受け続けると自分を守ろうとして硬くなります。いわば外部からの刺激に対しての皮膚の防御反応なのです。したがって、皮膚よりも硬い靴で毎日刺激を受け続けると角質化するということです。

靴を履いていても角質化が起こらない人もいます。ではなぜ一方で角質化が起きる人がいるのでしょうか。それは靴のサイズが合わないことや、デザインの問題、そして履き方の違いにあります。

まず靴のサイズが合わない場合です。小さくて足に窮屈な靴では履くだけで皮膚を圧迫して負荷を与えてしまいます。反対に大きくて緩い靴でも、歩行時に足が靴の中で遊んでしまいます。遊ぶことで結局靴の内側にぶつけたり擦ったりしてしまいますので、サイズはぴったりでないといけません。

次にデザインの問題です。高いヒールを履く方は体重がつま先側に重くのしかかるので他の靴よりも負荷が大きくなります。また、紐の無い靴のサンダルやスリッポンのような楽に脱ぎ履きできるデザインも先ほどのように足が遊び放題になってしまったり、脱げないように指先でサンダルをすくい上げるような動作を続けることで擦れて角質ができることがあります。

そして履き方です。ここまでを総合すると、角質化しにくい靴は靴紐があり、靴底が平坦であり、サイズがぴったりであることが分かりましたでしょうか。ですが、そういった靴を履いていても、紐の結びが緩ければまったく意味がなくなってしまいます。紐をしっかり結びつけ、つま先をトントンと床に打ち付けたときにまったくずれてこないまで締めるととても足に優しい状態が作れます。これで負荷は大幅に減っていくでしょう。

歩き方が原因

歩き方も問題です。靴の履き方が間違っている方は同時に歩き方にも問題があることが多く、特にすり足になってしまっています。すり足は歩行時に足が地面スレスレしか浮かなく、地面にこすり付ける形になっています。すると靴の内側でもこすり付けられていますので、角質化も進行します。また、すり足になっていることすなわち、足の変形と結びつきます。足裏の指の付け根あたりの中指のところにタコやウオノメが出来ていませんか?そこに出来るということはすでにあなたには開張足と呼ばれる足変形が起きています。指先がしっかり地面に付かず、踏ん張りが効かない浮指も同時に起こり、余計に足裏は安定せずに負荷が生じやすくなります。


イボとの違い

イボをご存じでしょうか。「イボ」は「タコ・ウオノメ」と違いウィルスの感染によるものなので、放っておくとどんどん増えてしまったり、大きくなったりします。タコやウオノメはご自身で削って対処する方もいらっしゃるでしょうが、もしイボを削ってしまった場合は痛みがあり、出血もし、さらには周囲にウィルスを撒いて症状を拡大させることがあります。特徴をまとめますが、少しでもご自身で見分ける判断が付かない場合は専門家を受診してください。

イボの特徴

1、黒い斑点がみえる

2、凹凸(クレーター状)があり、ガサガサしている

3、靴が当たるなどのストレスが加わるような場所とまったく関係ない場所にある

4、急に大きくなったり、増えた

など、上記の場合には「イボ」の疑いがあります。

東京巻き爪矯正院 イボ症例 写真
イボ

また、タコ・ウオノメは爪もしくは骨と靴や床等に挟まれた皮膚が硬くなりますので、皮膚の下に筋肉や脂肪などの柔らかい組織が多いところには滅多にできません。

おしりや太もも、腹部、背中などにタコ・ウオノメができることはほとんどありません。この部位にできていれば、それはイボだと判断できます。


当院では初回カウンセリングで患部を視診し、イボの可能性がある場合は皮膚科の受診を促す場合があります。タコやウオノメだと判断できれば、当日その場で角質削りをし、歩行時の痛みを帰るときには軽減させることができます。痛みが靴などが原因の場合もありますので、同時に処方箋としてインソールのご紹介をしています。まずはお気軽にご相談ください。

東京巻き爪矯正院 【練馬院】

湯澤 憲司

【東京巻き爪矯正院 練馬院】

練馬駅A2出口より徒歩3分の楽々通院!

〒176-0011 東京都練馬区豊玉上2丁目27−23 千川通り沿い1階

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