爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)はなぜ起こるのか|変形爪について詳しく解説

爪甲鉤彎症症例写真国立院

爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

表面が層のようにゴツゴツと厚みが出たり、指先を覆うように伸びたり、色がくすんだりといった症状が多いのですが、なんだか難しい名前だと思われる方も多いと思います。

東京巻き爪矯正院国立院の変形爪症例写真
爪甲鉤彎症の爪

当院ではこのような症状の爪を含め肥厚爪(爪が分厚くなる症状)など、見た目にも変形している爪を便宜的にわかりやすく「変形爪」と呼んでいます。

患者様の中には、「変形爪」になり正常な爪とはずいぶんと異なることから、自分の爪は死んでしまった、もう一生このままでいるしかない と思われている方が多くいらっしゃいます。

しかし、そうではありません。こちらをご覧ください。

ご覧いただければわかると思いますが、変形してしまった爪も正常な爪に生え変わることはあります。何らかの原因で変形してしまっただけであって、爪母(新しい爪が作られる場所)では爪が作られ続けていることがほとんどです。

目次

爪甲鉤彎症になる原因とは

ではなぜ爪甲鉤彎症になってしまうのでしょうか。

原因は様々ですが、当院の患者様の中で多いのは怪我や靴(スキーブーツなど)による過度の圧迫が原因で爪が内出血し、その後脱落。またはご高齢の方が知らない間に気づいたら...ということもありますね。

爪が脱落、または一部脱落した場合、その後正常な爪が生えて来れば問題はありません。ですが、爪がまっすぐ前に伸びることが出来ず、爪母で作られた爪が層のように厚みへとかわってしまう場合も多くあるのです。

これは人間の構造上、指先の末端まで骨がないことが関係しています。

指の先端部分は皮膚だけの柔らかい状態のため、爪が指先の保護や支えの役割となっています。

爪が脱落している場合、何にも覆われていない部分の指先の肉は盛り上がってきます。さらに足であれば体重がかかるので一段と盛り上がることは想像できるかと思います。

この「盛り上がった肉」が爪が前に伸びない一つの原因だと考えられます。

爪は前に伸びた時、何か障害物にぶつかるとそこがゴールだと思い込み、それ以上前に進まなくなります。厚みにかわってしまうのはこの為です。

盛り上がった肉を抑えるとともに重なった古い爪の除去や厚い爪を研磨し整えるといった施術に加えて、日々の生活で爪に圧迫がかからないよう足環境を見直すことがとても重要になります。

爪がまっすぐ伸びるようなサポートが大切

変形爪は今回書いた原因以外にも加齢や健康状態、外反母趾などの足の変形など人によって異なります。

なので全ての方に正常な爪が生えてくるとは言えません。変形の歴が長い人ほど改善に時間がかかったり、改善度合いが限定的だったりもします。ですが、放っておいても自然に良くはならないのです。

足の爪の成長スピードは遅いのでゆっくり時間をかけて(最低でも1.2年は必要)うまく生えるよう爪をサポートをしていくことが大切です。
当院では変形爪ケアの他に、生活する上でどのような点に気をつけたら良いのか具体的なアドバイスも行っています。

気になる方は是非一度ご来院下さい。お待ちしております。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

【東京巻き爪矯正院 国立院】
国立駅 南口から徒歩 2 分。

[住所]
東京都国立市中1-9-4国立ビル一橋ハイム 307
[予約電話番号]03-6824-5286

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