タコ・ウオノメとは

タコやウオノメなどの角質ケアもお任せください

巻き爪専門でありながら、爪トラブルとセットで起こりやすい角質異常も当院では対応しています。角質異常が起きる原因として、足の骨格変形や靴の問題が顕著です。これらの原因は、巻き爪などの爪トラブルと共通している場合が多いです。

角質ケアは硬い角質を削って除去する方法を取っています。角質には痛覚がないので、基本的に痛みがなく取り除くことができます。注意点としては、完全に角質を除去しきらないという点です。本来、角質は身体の自然な防御反応で生じるものです。角質が出来て、下の皮膚を守っているのです。完全に除去しきると却って普段の生活で痛みが出やすくなるリスクを加味し処置します。

国立院タコ症例
タコ
国立院ウオノメ症例
ウオノメを削った状態

写真のように、タコは皮膚の表面上に出来ているものでシンプルに削って薄くしますが、ウオノメの場合はぽっかり点状の穴が空いたようになるまで削ります。ウオノメは皮膚の奥へ奥へと角質化が進行するので、神経が通う真皮層にぶつかり痛みが出やすいため、このように削ります。

また、角質ケアと同時に足靴まわりを改善しなければなりません。改善しないままでは再発リスクが変わらないままです。靴を変えたり、インソールを使用する、歩き方を意識するなど様々なケアする必要があります。

足の形や生活環境は人それぞれなので、処置と共に患者さんそれぞれに合った改善方法をお伝えします。

イボにご注意

イボは角質異常とは別物です。足裏や足指といったタコやウオノメと同じような箇所にできたり、硬く膨らんでいたりするため混同し間違われやすい症状です。イボはウィルス性の感染症に該当し、角質と間違って処理しようとすると広範囲に感染を拡大させる恐れがあります。ですから確実なのは一度皮膚科を受診して判断を下されることです。

念のため実際の症例とイボの特徴をご紹介します。

国立院イボ症例写真

写真を見てわかるように、見た目が不均等でクレーター状に凹みがあります。薄っすら黒い点状も現れやすいのも特徴です。黒い斑点は表面に血管が見えてきている表れで、これを角質異常と間違い削ってしまったりすると出血してしまいます。

どの場所に出来るかもポイントで、地面に接しない箇所・靴に当たらない箇所・指同士がぶつからない箇所といったように、外的な影響を受けない箇所であればイボの可能性がより高まります。また、みずみずしく柔らかい肌をしている若い子どもには角質異常が起きにくいので真っ先にイボを疑うべきです。

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