巻き爪の原因となる浮き指とは|その原因と考えられるリスクから改善方法までを解説

東京巻き爪矯正院国立院浮指のイラスト

巻き爪の原因の一つに「足の変形」があります。

例えば、外反母趾や扁平足などは聞いたことがあるでしょうか。

この「足の変形」の一つに ”浮き指(うきゆび)” があります。これは立ったり歩いたりする際に足の指が地面につかない状態のことなのですが、現代人にはとても多く、当院の患者様でもよく見かけます。

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浮き指になり正しく足に力が入らないと巻き爪陥入爪といった様々なトラブルにつながる可能性があります。

今回はこの浮き指について詳しく解説していきます。

目次

浮き指の原因

なぜ足指は浮いてしまうのでしょうか。

アーチ構造の崩れ

足のアーチ構造のイラスト

原因の一つとして、本来あるべき3つのアーチ構造が崩れていることが考えられます。

特に確認したいのは横アーチです。このアーチが崩れて開帳足(足指の付け根部分が横に広がっている状態)になっている方は浮き指にもなっていることがあります。

筋力の低下

足指の筋力が低下することによって歩くときに指を使わなくなるので浮き指になる可能性があります。

特に高齢者など運動をする機会が減ってしまった方は足指の筋力が落ちやすく、膝も曲がりやすいため歩くときに踵重心になっていることがあります。

歩き方

正しい歩き方をせずに踵重心が習慣になっている場合も要注意です。

本来正しい歩き方というのは踵から優しく着地し足裏全体から指先へと体重移動し最後は足指で地面を押しだすように踏み込む必要があります。

この動作をせずに踵重心のままペタペタと歩いていたら足指に力が入ることは無いですよね。

長期間このような歩き方をしていると気づいた時には足指が自分の意志で動かせなくなっているなんてこともあります。

間違った靴の履き方をしている場合や足に合わない靴を履いている場合も正しい歩き方はできないので同じことが言えます。気を付けましょう。

浮き指のリスク

浮き指になると様々なトラブルが起きやすくなります。

その一つが巻き爪です。爪は元々自然と巻きやすい性質を持っているのですが、立ったり歩いたりして地面からの圧力を受けることにより巻く力が抑制されています。

東京巻き爪矯正院国立院巻き爪になりやすい圧力のイラスト

浮き指の場合は地面からの力を受けないので巻きやすくなるというわけです。

ほかにも足裏の重心バランスが崩れているので、どこかしらに負担がかかってきます。

代表的なのがタコウオノメです。

足指で支えるはずの体重や負荷が分散されず別の箇所にかかることで角質化していきタコやウオノメができやすくなります。

浮き指で踵重心になっていると姿勢も悪くなるので膝痛腰痛肩こりの原因になることもあります。

改善方法

自宅で簡単に出来るエクササイズを2つ動画でご紹介します。是非やってみて下さい。

タオルギャザリング

ボールつかみ

インソール

エクササイズと合わせてインソール(靴の中にいれる中敷き)の活用も有効です。

インソールなら何でも良いというわけではありません。足の3つのアーチ構造をサポートしてくれる物を選びましょう。

個人差はありますが履き続けることにより履く前と比べて浮き指が改善されたという事例もあります。

最後に

浮き指はここ数年、大人だけではなく子供にも増えているということがわかってきています。

同時に巻き爪になる人もどんどん増えているということです。

すでに浮き指で巻き爪にもなり始めている方も、まだ巻き爪にはなっていないけど気になるという方も、症状がひどくなる前に早めのケアがおすすめです。

当院では足の変形など爪以外の状態もお伝えし、一人一人に合ったアドバイスをしております。

是非一度ご来院下さい。お待ちしております。

【東京巻き爪矯正院 国立院】
国立駅 南口から徒歩 2 分。

[住所]
東京都国立市中1-9-4国立ビル一橋ハイム 307
[予約電話番号]03-6824-5286

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