子どもの足の成長や発達において靴は非常に大切です。すぐ履けなくなるからといって大きめの靴を選んでいませんか?それを続けると巻き爪になってしまうかもしれません。これを見てお子さんの靴選びの参考にしてみて下さい。
靴を選ぶ際のポイント
扇状に広がった形状でつま先に余裕のある靴
子どもの足は足先が広がった扇形になっている特徴があります。靴も合わせて扇形の物を選ぶ必要があります。こうすることで靴の中で足指を十分に動かすことができ、足底のアーチの形成に繋がります。3歳程度までは0.5㎝前後、それ以降は0.5㎝~1㎝程の捨て寸が必要になります。すぐきつくなるからといって大きめの靴ばかりを買っていると足の成長の妨げとなるのでこまめにきつくないか等確認し、買い替えてあげましょう。
紐やベルトなどでしっかり固定できる靴
足と靴をフィットさせるためには足囲でしっかり調節できる紐やベルトのある靴を選びましょう。緩いまま履いてしまうと歩くときに靴の中で動いてしまい負荷がかかります、また無意識にパカパカした靴を脱げないように足指をつっかえたり踏ん張ったりする癖(ロック歩行)がついてしまいます。こうすると足の変形や巻き爪などのトラブルに繋がってしまうので、慣れるまで大変ですが一回一回しっかり紐やベルトを締めるようにしましょう。
実際に靴を履いてみる
靴のサイズはメーカーや種類、素材などで異なる事が多く、人によっては左右で大きさが違う場合や午後はむくんで大きくなってしまう事もあり実際に履いて確認してから買いましょう。
固定性のある靴
子どもの足成長途中では構造上、踵が内側に倒れ込む事があります。これを抑制するために踵内側部が少し高く全体を包み込むようなものが良いでしょう。更に踵部の足底面が柔らか過ぎると不安定性が増し倒れ込む可能性があるので適度な固さのものを選んでください。
柔軟性があり安全性が考慮された靴
子どもの歩行は歩幅が小さく足関節や足指を上手く使えていません。大切なのは指の付け根部分がしっかり背屈(足のつま先を足背(足の甲)に曲げる動作)し、足指を使って歩く事です。屈曲(関節を曲げる動作)できるよう柔軟性のある靴を選びましょう。また歩く際トゥークリアランス(足先と床面との距離)が小さいため転倒しやすい為、適度なつま先の反り返りも確認しましょう。
埼玉巻き爪矯正院【越谷院】では巻き爪や変形などのトラブルにならない為の靴の履き方もアドバイスしています。ご気軽にご来院ください。
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