爪甲鉤彎症とは?足の爪が厚く盛り上がっている爪について
「爪が厚くなって切れない」「爪が伸びない」「爪の形や色が気になって人前で裸足になれない」などお悩みはありませんか?爪甲鉤彎症の原因や対処方法、予防方法などについて解説していきます。
爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)とは
足の親指の爪が厚くなり、変形して色が濁り、表面がデコボコになる爪の状態のことをいいます。本来伸びてくるはずの爪がケガによる爪の消失や外的な圧迫によって、爪先の皮膚にぶつかり正常に伸びなくなります。
足の親指には下から圧力がかかり、それを爪が受け止める役割をしています。受け止める爪がなくなると皮膚が盛り上がってしまい、爪の成長を阻害されます。前に伸びなくなった爪は上へと厚みを増し表面に横筋を形成しながらしだいに貝殻のようになっていきます。
爪甲鉤彎症の原因
- 爪の消失や外傷後の成長障害
- 足に合わない靴による爪への圧迫
- 医療機関での抜爪など手術後
- 足指に外力がかかりやすいスポーツ
- 骨や関節の変形
- 栄養不足
爪甲鉤彎症は様々な要因で爪が伸びるのを阻害されます。まずは原因を知り、症状に合った対処が必要になります。
爪甲鉤彎症の対処方法
- 厚くなった爪を削る
- 爪の表面や長さを整える
- 爪先部分の皮膚を押し下げるテーピング
- 角質の除去
- 保湿
厚くなった爪を自分で切るのは大変なので、当院などの専門店で特殊な機器を使って削ります。セルフケアとしてはテーピングや保湿、お風呂などで角質がふやけている時に毛先が柔らかい歯ブラシなどで優しく掻き出したりするのも効果的です。
爪甲鉤彎症は放置することによってどんどん厚みが増していきます。厚くなった爪が靴にぶつかり、痛みや炎症を引き起こすなど日常生活に支障をきたしてくる場合があります。また、浮いた爪の下は空洞になっていることが多く、角質やゴミが溜まりやすい状態です。白癬菌(爪水虫)などの細菌に感染しやすく、臭いの原因にもなり不衛生な状態になりがちです。長く放置していた分、元の爪に戻りにくくなるので早めに対処するようにしましょう。
当院では、爪が正常に伸びる環境を整えながら矯正をしていきます。理想の長さになるまでに最低でも1年以上、個人により差が2, 3年以上かかる患者様も珍しくありません。爪が変化し始めてから長い年月を経た分、改善にも相応に時間が必要で、ときに改善と相も限定的になります。ですから早期に見直すことが大切です。
巻き爪や爪甲鉤彎症でお悩みの方は、まずはお気軽にネット予約を。24時間受付で大変便利です。
柏院の店舗情報
千葉巻き爪矯正院 【柏院】
《住所》〒277-0851
千葉県柏市向原町1-20 カーサ・アイ向原 1階B号室
《電話番号》04-7170-4522
《営業時間》10:00~19:00
《定休日》水・木