巻き爪

外反母趾は巻き爪と関係がある!?外反母趾の原因と治療方法について

外反母趾とは?

外反母趾と巻き爪の関係

外反母趾の治療方法

外反母趾と巻き爪の関係

外反母趾とは?

外反母趾とは足の母趾(親指)が「く」の字型に小指方向に曲がってしまう状態を言います。母指球と呼ばれる母趾の付け根の膨らみから、母趾がどれだけ傾いて外反しているかによって程度がわかります。

基準として15度を超えてくると軽度の外反母趾といえます。外反が進行するほど隣り合う2趾とぶつかり痛みが出る場合や、指同士が上下に重なり合って靴の中で上部方向から圧迫負荷を受けやすくなります。

また、母指球が異常発達することにより足幅が広がり、靴の圧迫や擦れで痛みが生じることもあります。

成人のおよそ30%は外反母趾と言われているほど、足の変形(他に扁平足や浮指、ハイアーチなど)の中では最もポピュラーな存在です。

一般的には中高年以降の女性に多いのですが、男性や若い人にも見られることから国民病と言っても過言ではありません。

親指の変形のみで無症状なこともあるのですが、さらに症状が進んでいくと痛みは親指のみならず足裏などにも及んだり歩きづらくなったり靴選びに困ったりと、様々な症状を引き起こしていきます。

なぜ外反母趾になるのか?

靴(外的要因)

外反母趾は靴を履かずに生活している文化圏の人より靴を履く人に多く発症していることから靴の影響が大いに関係しています。

日本でも草鞋(わらじ)や下駄などの和式の履き物を履くことが減っていき、現代のような洋式の靴を履くようになってから増加してきました。ここからも履き物の洋式化が要因なのは明らかです。

男女比としては1:10で女性が圧倒的に多いです。女性は男性に比べて筋肉量が少なく靭帯が緩みやすい上にハイヒールやパンプスなどの足先を圧迫する靴を好む傾向にあることが原因となっています。

若い女性は靴に対して機能性よりも見た目を重視して選ぶことが多く、足に多少の痛みや窮屈感があっても無理をして履き続けることがあります。

若い頃はさほど影響がなくても年を重ねていくにつれ徐々に足が変形してくるのです。

また男性の場合だと仕事柄、革靴を長時間履くことで指先に負担がかかり変形してくるパターンが多いです。幼少期から30代にどのような靴を履いていたかが後の外反母趾に大きく影響を与えます。

アーチ崩れ

足指の付け根部分をまとめて横のアーチと呼び、足の機能面でとても大切な要素となります。横のアーチは中心の中指にかけて凹んで地面から少し浮いた状態が基本ですが、靴の負荷や運動不足などの影響によって指の付け根部同士を結ぶ中足靭帯が引き延ばされて平らになってしまう症状を「開帳足」と言います。平らになると足幅が広くなってしまう一方で、親指の位置は動こうとせずに留まります。つまり外反母趾が起こるのです。

運動不足・歩行習慣の乱れ

靴を履かなければ症状が進行しないわけではなく、日頃の運動不足が祟って引き起こされる可能性があります。足はいくつもの骨や筋肉などが合わさり形作られています。ですが運動不足により筋肉が衰えればその状態を支え続けられなくなり、足が変形してしまうのです。

運動しているつもりでも、足の筋肉の動きが働かないすり足のような歩行習慣は見直す必要があります。

これらの原因以外だと遺伝の影響というものもあります。

親子揃って外反母趾というのも珍しいことではないのです。

外反母趾の治療方法

外反母趾の治療方法には保存療法と外科手術のどちらかとなります。

外科手術

外科手術は親指の変形部分の骨を切り正しい角度に固定する(デルモ法)という大掛かりなものとなり、術後に数日痛みが続く他、数か月の間運動や仕事(営業の外回りや立ち仕事など)を制限される場合があります。そういった理由もあり、重度の外反母趾の場合以外ではあまりおこなわれることはありません。

保存療法

いっぽう保存療法は軽度から中度程度の外反母趾の改善に用いられます。

主な方法としては、専用の矯正靴・インソール・矯正サポーターや靴下などの着用があります。また指先のストレッチや親指を使った筋トレも有効です。東京巻き爪矯正院赤羽院でも外反母趾矯正のサポート靴下を販売しています。

外反母趾と巻き爪の関係性

当院へ巻き爪で来院された患者様の足を視診すると、体感で8割は超えてくるくらい外反母趾と巻き爪が併発しています。外反母趾によって靴の圧迫負荷と隣り合う指同士でのぶつかりが生じ、巻き爪になるケースが良く見られます。

その場合、巻き爪の治療が完了しても原因である外反母趾に対して何らかの対策を打っていかないと何度も巻き爪を繰り返すことになります。

当院では巻き爪矯正以外にもインソール・テーピング・外反母趾矯正の靴下などのアドバイスもさせていただいております。

外反母趾が気になっている方もぜひご相談下さい。


東京巻き爪矯正院 赤羽院

赤羽略図

【住所】〒115-0055 東京都北区赤羽西4丁目23-5 赤羽西ガーデンハウス102号室

【定休日】水曜日、木曜日

【営業時間】10:00~19:00

【電話番号】080-6717-6752

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 【年末年始休業のお知らせ】

  2. お盆休みのお知らせ

  3. ゴールデンウイーク休みのお知らせ

初めてご来院の際はカルテの記入等ございますので「予約時間の10分前」にお越しくださいませ。
ネット予約はこちら