巻き爪 巻き爪の原因や日頃から気を付けるべきことについてご紹介しています。健康は足元からです。是非お役立てください。 ● 巻き爪とは ● 巻き爪の症例 ● 巻き爪の治療方法 ● 巻き爪の原因 巻き爪とは 巻き爪がどういった形状かご存知でしょうか。実は爪それぞれに個性があり、見た目は多種多様なのです。 爪端から内向きに曲がるのはもちろんですが、ストロー状に筒型に巻いた爪や爪端だけが綴じたホッチキスの針のように折られたようになったものも巻き爪です。 痛みが伴うことが多く、爪切りをして痛みを取る人もいますがオススメはしません。 なぜならば爪を不用意に切ることが巻き爪の症状をより加速させる原因となるからです。また、現時点で痛みがなくても安心できないのが怖いところです。爪は我々が歩行するときに踏ん張れるように支えの役割をしています。 巻き爪になると支えが効かなくなり、運動機能が低下したり転倒にも繋がる可能性があるからです。 痛みの有る無しに関わらず、早期に矯正し正しい爪の形を保つ必要があります。 巻き爪の症例 巻き爪矯正を受けられた実際の患者様の写真です。初回施術前(写真左)と初回施術後(写真右)を見比べると巻きが改善されているのがお分かりいただけるでしょうか。 皮膚への食い込みが改善されたことによって痛みが軽減され、2回目に来院したときにはまったく痛みのない状態でした。※ただし改善の具合は個人差によります。また、巻き爪の原因を改善していかないと矯正期間が長引いたり再発が起こりやすかったりします。 当院の矯正方法や初回の流れについてはこちらで確認いただけます⇒施術方法 巻き爪の治療方法 巻き爪や爪トラブルが万が一起こってしまった場合に当院のような矯正院に行くべきか、あるいは病院へ行くべきか迷われる方もいらっしゃいます。皮膚に痛みが出て、出血や化膿の症状が見られるときには抗生物質など薬が必要ではありますが、爪による食い込みの場合にはそれだけでは根本的な解決に至らないのが現状です。 「皮膚症状を治す≠巻き爪を直す」 これがとても大事になります。薬などで皮膚症状を治しても巻き爪のままであればまた近いうちに痛み出します。 下記に病院や他の巻き爪矯正についてメリット・デメリットをいくつかまとめているのでご参考にどうぞ。 プレート矯正(医療保険の適用外となります) メリット ・爪の長さに関係なく装着できるので運動にも差支えありません。 ・装着されたプレートは見た目と形状が爪とほぼ一体化し悪目立ちしにくく、また引っ掛けて取れる心配が少ないです。 ・着けた初日からお風呂や運動は問題なく、日常生活にほとんど影響しません。 ・陥入爪や変形爪のようなタイプにも柔軟に対応し効果を発揮します。 デメリット ・爪がふやけるほどの長風呂やプールによってはプレートが外れやすくなることがあります。 ・薄い爪、柔らかい子どもの爪や化膿出血が酷い場合にもプレートが外れる場合があります。 ・酷い化膿や肉芽という皮膚症状の場合にプレートを装着するのが困難だと判断したときは施術をお断りする可能性があります。 病院での手術(医療保険が適用されます) メリット ・麻酔の投与、皮膚の切開など医療行為を行うため保険適用で費用を抑えられます。 ・皮膚に食い込んだ部分をその場で除去。すぐに痛みが軽減されます。 ・手術後も経過観察を必要とし通院する必要がありますが、トータルの治療期間は矯正より短めです。 デメリット ・運動を控えてしばらく安静にする必要があります。 ・巻き爪の原因を改善しないと、残った爪も巻き爪になることがあります。 ・切除した爪がまた生えてきてしまうことがあり、再度巻く可能性があることと見た目が悪くなることがあります。 ・皮膚に手術の跡が残るときもあります。 マチワイヤー矯正(病院でも医療保険の適用外となります) メリット ・爪を切らずに巻き爪を根本的に解決できます。 ・病院で行われる場合もあり、安心感があります。 ・施術に要する時間が短めです。 デメリット ・ワイヤーを装着するために爪先に十分な長さが必要です。「伸ばしてから来るように」と言われ帰されることもあります。 ・爪を伸ばすことで爪が靴の中でぶつかり運動がしにくくなります。 ・薄い爪の場合にワイヤーの矯正力に負けて爪が割れてしまう場合があります。 ・矯正されたときの爪の形状がぐにゃぐにゃと歪な見た目になることがあります。 巻き爪の原因 巻き爪の原因を知ることで症状の進行を防いだり、矯正後の再発防止にも大変役立ちます。ここで挙げる原因は一例ですが、当院では施術スタッフが患者様ひとりひとりにヒアリングをしっかり行っているのであなたに最も適した改善アドバイスをご提供しています。 爪切り 爪切りの方法を間違うと巻き爪になるリスクがあります。伸ばしっぱなしも切りすぎも良くありません。また爪の角の整え方にはご注意を。使用する道具も爪切りからヤスリに変えるのも推奨しています。爪切りについてはこちらのページで詳しく解説しています。⇒巻き爪予防の爪の整え方 正しい靴の履き方と選び方 爪に負担をかけない安心な靴というのは、足にぴったりなサイズであり、なおかつ紐(ゴム紐でない)が付いている靴です。ぴったりサイズとは横幅が丁度同じで縦幅は靴のほうが0.5cm~1cmほど大きく、爪が靴の中で圧迫されないサイズということです。圧迫されないサイズであっても、靴と足が一体化するよう固定されていなければ実は意味がありません。そのためには紐を縛る必要があります。紐はただのデザインではなく、爪トラブルを抑えるために役立つ命綱とも呼べる役割があります。一方で悪い靴はパンプスやハイヒールです。つま先に体重がかかりやすく、爪への負担はとても大きくなります。爪だけでなく足の変形を招く靴でもあるのでご注意ください。 TOPへ戻る