陥入爪とは

陥入爪って？

陥入爪は深爪になった爪が皮膚にぶつかって素直に伸びられなくなり、皮膚に突き刺さる状態になった爪です。同時に痛みが伴いやすいともいえます。写真のように見た目はあまり酷くない形状に見えると思います。しかし皮膚に隠れた部分は想像よりも爪が巻いて皮膚を巻き込むケースもあります。普段の爪切りや靴の履き方などで深爪をさせないことが大切ですが、一度陥入して痛みが出てしまうと痛みを取るためにより深爪にしがちです。それでは悪循環に陥り、より食い込み症状が酷くなる場合があります。故に早期の矯正が必要です。

陥入爪と化膿

この写真は右側の爪の先端角の辺りの皮膚が化膿しています。自然治癒することが稀にありますが、だからといって放っておくと皮膚がぶよぶよと赤みのある肉芽という皮膚症状を発症することがあります。写真のような状態であれば矯正で早期の改善が望めますが、肉芽を伴ってくると施術が難しくなる場合があり、最悪当院でも施術をお断りするケースもあります。少しの痛みや違和感を感じてきた段階で矯正を始められることを強く推奨します。

陥入爪の原因

陥入爪の原因には深爪が大きいです。間違った爪切りは、爪の白い部分を残さずぎりぎりまで切ることです。ただし、意図して深爪にしていない場合でもぶつけたり転んだりして爪にダメージを負うと欠損して深爪になってしまうことがあります。守っていただきたいのが、もし深爪になって痛みが出ても痛みを取るためにより爪を切ろうとしないことです。さらに悪化すると、いざ矯正という場合に施術が難しくなったり通院期間が長くなったりしてしまいます。

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