皆さんは巻き爪についてご存じですか?
巻き爪について詳しく知らない方がほとんどだと思います。
今回はそんな巻き爪の種類や症状について紹介していくので、是非ご自身の爪と照らし合わせて読んでみて下さい。
また巻き爪と陥入爪などの分類は分かりやすいように当院では状態に合わせて呼び方を決めています。
巻き爪
巻き爪とは爪の端が内側に巻き込むように曲がった状態の事です。
(巻き爪は湾曲爪と言われることもあります。)
放置すると指の肉を爪が左右から挟み込み、皮膚にぶつかり痛みを伴います。その痛みを庇うように歩くことで、膝や腰の痛みの原因となり、特に高齢者の場合は転倒に繋がる危険性もあります。
人によっては爪先がストロー状になるように巻いていても痛みを感じない人やそこまで大きく巻いていなくても立っているだけで痛みを感じる人もいます。
原因は様々で、爪切りの仕方や靴環境・歩き方など多様です。
陥入爪
陥入爪とは、爪が周囲の皮膚に食い込み隠れるように巻いている状態の事です。この状態では痛みが出やすいのはもちろん傷を作って出血したり長く続くと肉芽が形成されることもあります。また皮膚が傷つくことで、そこから感染症を引き起こすこともあり、巻き爪もそうですが陥入爪の場合、健康状態によっては最悪皮膚の潰瘍や壊死に至ることもあります。
陥入爪の主な原因は深爪で、刺さっている爪の角を切ると一時的に痛みが和らぐので爪の角を切ってしまう人が多いのですが、爪を切る→刺さるを繰り返すことにより悪化してしまうので、早めの矯正をお勧めします。
変形爪
変形爪にも色々種類がありますがその中のひとつ爪甲鈎弯症は、爪が厚く連続的に大きな段差が発生し暗く濁り、表面が凹凸し湾曲している状態で、高齢者の方に多く見られる傾向にあります。歩き方でつま先にかかるストレス、靴環境や足の変形により爪が圧迫され、伸びが妨げられるような足指の環境でいると新しく生えてくる爪が前方に伸びることが出来ず上に盛り上がって分厚い爪を形成します。
今回は3種類の爪トラブルについて紹介しましたが、人によって巻きの強さや痛み、形状は様々です。また爪の状態によって矯正期間にも変動があるので、まずは爪の状況を確認・把握する事が大事です。
当院では巻き爪の改善はもちろん、爪の切り方や靴の正しい履き方、歩き方のアドバイスも行っております。巻き爪の症状で気になった方は是非お気軽にご相談下さい。
【住所】〒115-0055 東京都北区赤羽西4丁目23-5 赤羽西ガーデンハウス102号室
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