コラム

爪が伸びる周期や早く伸ばす方法&良くない習慣を解説

爪の役割は、指先を保護することや小さな物をつかみやすくすることなどです。足の爪には、安定して体を支え、歩く時にも指先に力を入れる働きを担っています。

しかし、爪が折れやすかったり、伸びるスピードが遅いなど、健康的に爪を伸ばせないなんて悩みを抱えている人が多く感じます。それでは爪の役割を果たせず、健康被害に繋がります。

今回は、自爪の伸びる周期や伸びやすい条件を説明していきます。それに加え、自分で出来る良い生活習慣のポイントをお伝えしますから、ぜひお役立てください。

『目次』
・爪は1日でどれくらい伸びる? 
・爪が伸びやすい条件、食生活や年齢が関係
・爪を綺麗に早く伸ばす4つの方法
・注意|爪が伸びにくくなるNG習慣
・まとめ

爪は1日でどれくらい伸びる?

爪を切っていて、足よりも手の爪のほうが早く伸びると感じたことはありませんか?実は、爪が伸びる周期は手と足で異なります。一般的に手の爪は、1日で約0.1mm、1ヶ月で約3mm伸びると言われています。対して、足の爪は、1日で約0.05mm、1ヶ月で約1.5mm。手は足の爪よりも2倍のスピードで早く伸びるのです。

これは、手の爪のほうが使う頻度が高く、外的な刺激が多いため早く伸びると考えられています。また、思いがけないトラブルで爪が剥がれてしまった!なんて事をよく目にします。その場合に、爪全体が生え変わるのには、手の場合だと約半年、足の場合は約1年かかると言われています

爪が伸びやすい条件、食生活や年齢が関係

爪が伸びやすい条件は季節や年齢、性別、食生活によっても異なります。爪も細胞の一つなので、基本的には新陳代謝を上げることで成長を促進することが可能に。爪を早く伸ばしたいという時には、爪細胞を作る栄養素(たんぱく質)を摂るなど食生活の改善もおススメします。

では、爪が伸びやすい条件を見ていきましょう!

季節:冬は新陳代謝が活発になるので、爪が伸びやすいです。
年齢:若い人のほうが早く伸び、加齢によって徐々にスピードが落ちてきます。
性別 :男性は基礎代謝が高いため、女性よりも早く爪が伸びます。
食べ物:爪はたんぱく質で構成されているため、多く摂る人のほうが健康的な爪が早く生えてきます。

代謝が悪いと様々な健康に支障をきたすので、まずは代謝アップを目指していくと良いですよ

爪を綺麗に早く伸ばす4つの方法

爪を早く伸ばすためには、次のような対策をとるのが効果的です。健康的な爪を伸ばすためには規則正しい生活をするのが大前提。「睡眠・運動・食事」が必要で、とくに睡眠は大切です。成長ホルモンが多く分泌されるため、睡眠をしっかりと摂りましょう。即効性を重視せずに、忍耐強く取り組むことが大事です
では、その他にも見て行きましょう。

1.ハンドクリームなどで爪を保湿
ハンドクリームなどでマッサージをして爪周辺に適度な刺激を加えることで、爪の健康をサポートできます。キューティクルオイルを甘皮部分に含ませ、指先から手全体を優しくマッサージしましょう。オイルの成分が爪や肌に浸透し保湿効果も期待できます。この保湿こそが早く爪を伸ばす秘訣です。オイルのメリットは爪の根元の皮膚に覆われて隠れている爪母(そうぼ)という爪を作っている部分からケアができるところです。

2.マッサージをして血行促進
血行促進すると新陳代謝が活発になるので、爪を早く伸ばせます。指のマッサージだけではなく、全身の冷えに注目して、体全体を温めるようにしましょう。

新陳代謝をアップさせるためには、お風呂にゆっくりつかること。リラックスしながら湯船につかり、爪や指先をマッサージするとより効果的です。

3.たんぱく質摂取
爪をつくるために欠かせないのがたんぱく質です。肉や魚、玉子などたんぱく質を含む食べ物を意識して摂りましょう。たんぱく質の食事を減らしてしまうと、質のいい爪をつくることができません。毎食、たんぱく質を摂るようにすれば、爪だけではなく肌や髪も綺麗にしてくれます。また、たんぱく質の吸収を促す栄養素たちも大切です。あまりややこしく考えず健康のためバランスよい食生活を心がけましょう。

4.適度な運動を行う
運動としては、軽いジョギングや散歩、ラジオ体操、縄跳びなどがオススメです。

有酸素運動(ジョギングなどの一定のスピードで続けられる運動)と無酸素運動(主に筋力トレーニング)を組み合わせると効果的です。無酸素運動を行うと乳酸が溜まり、脳下垂体が刺激されて成長ホルモンが分泌され、有酸素運動をすることで代謝が上がるのです。

注意|爪が伸びにくくなるNG習慣

爪が伸びやすくなる条件が揃っていても、以下のような習慣があると反対に伸びにくくなってしまいます。自分に当てはまるものがないかチェックして、NG習慣を改善していきましょう。

1.爪を噛む癖がある
仕事に集中した時、イライラした時、ついつい爪を噛んでしまう人も多いはず。せっかく成長している爪の細胞を無理矢理折ってしまうので、噛み癖はやめるようにしましょう。歯にも爪にもストレスがかかってしまいます。

2.爪をむしる癖がある
噛み癖と同様に、イライラして爪をむしってしまう人もいるでしょう。爪切りで切るだけでも爪にストレスがかかってしまうので、手でむしることはもってのほかです。断面がギザギザになってしまうので、その後生えてくる爪も綺麗に生え揃わなくなってしまいます。

噛んだりむしったりするのは、特に小学生以下のお子さんに多いです。癖ついてしまって辞めさせるのには時間がかかってしまうものですが、今後の為にもしっかり注意してあげてください

3.食生活が偏っている
栄養が不足していると、それに比例して爪が伸びるのも遅くなります。「忙しいからカップ麺だけで終わらせる」「仕事終わりにお菓子をたくさん食べる」といった食生活をしている人は、バランスの良い食事に変えましょう。

4.爪にダメージを与えすぎている
適度な刺激は爪を伸ばすのに役立ちますが、「パソコンのキーボードを爪で叩く」「足のサイズに合わない靴を履いている」といった、直接爪に負荷のかかるような行動はNGです。爪で何かを押したり、圧迫され続けたりすることは大きな負担になるので、避けるようにしましょう。仕事柄仕方ない方も中にはいますが、指サックをしたり、靴に中敷きを入れたりと道具に頼ることも必要です

こうした習慣を続けていると、爪が伸びにくくなるだけではなく、爪が薄くなって割れやすくなったり、爪の生育が阻害され厚くなったりします、まずは自分のクセや生活習慣を見直してみましょう。


まとめ

手の爪は約半年、足の爪は約1年の周期で生え変わります。よほどのことが無い限り放っておいても勝手に伸びてきますが、より健康的な爪を早く伸ばしたい時には、マッサージをしたり食べ物に気を使ったりしながら、適切な睡眠とるようにしましょう。

しかしながら、いくら気を付けていても全然伸びる気配がない人や、伸ばせばすぐ皮膚が痛み出して切らざるをえない人もいます。そういった場合はもうご自身で対処できない状態に陥っている可能性が高いです。

一度、当院へお越しください。

これまでの経緯や現状をヒアリングし、改善策や再発防止策まで親身になってお伝えします。まずはお気軽にご予約を。ネット予約なら24時間いつでもご利用いただけます。

東京巻き爪矯正院 練馬院
湯澤 憲司

【東京巻き爪矯正院 練馬院】

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〒176-0011 東京都練馬区豊玉上2丁目27−23 千川通り沿い1階

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