巻き爪の病院における治療方法のご紹介

東京巻き爪矯正院 鬼塚法 症例写真

巻き爪でお悩みの方、こんにちは、東京巻き爪矯正院練馬院です。

昨今、巻き爪について気になるのであればインターネットで気軽に検索し、調べられます。現代では様々な情報が溢れていますので、各種様々な治療方法が発見できますが、実際のところ取捨選択に迷われるかと思います。病院であれば何科でどんな治療方法があるのか、手術をするべきなのか?または専門の治療院で見てもらうべきなのか?痛みを抱えながら悩んでいるうちに、巻き爪が悪化してしまう方も見受けられます。

選ぶ際の大きなポイントをお伝えしていきます。

治療方法として主に3つの選択肢があります。
① 病院に診察に行く
② 巻き爪の専門院またはネイルサロンに行く
③ セルフケア

ほとんどの方は先ずは、①の『病院に診察に行く』を選ばれると思います。とりあえず病院に行って診察してもらい、治すことを考えるでしょう。

では、何科を受診すればいいのかと悩まれると思います。
爪は表皮の角質が変化・硬化して出来た皮膚の一部ですので、皮膚科または形成外科を受診するのが一般的です。
次に病院での処置は、保険診療の範囲であれば食い込んで痛い部分のみを切る「爪切り」になると思います。皮膚の炎症があれば抗生物質や外用薬といった薬を出され、またはよほど痛い場合、重度の時は外科的手術が主流です。

自費診療であれば金属のワイヤーを使った矯正などもあげられます。巻き爪矯正は薬や切開などをせず医療行為には該当しないので、病院で行った場合でも保険適用外なのがポイントです。

病院での主な処置方法と手術以外の矯正法の違いについてお伝えします。
●外科的手術のメリット・デメリット
・メリット
まず、保険がきくこと、そして治療が短期間で済むということです。金銭的にも時間的にも負担が少ないのが手術のメリットです。爪切りであればその場の処置のみです。手術であれば傷の治りや膿んでしまっていないかという1週間後の経過観察が大抵必須です。切開手術でも15~20分程度の施術時間で終わります。
・デメリット
手術経験者が口を揃えて言うのは、麻酔注射自体が非常に痛いということです。そして手術したからといって巻き爪が再発しないわけではありません。また、失敗した場合棘のような爪(小爪)が脇から生えてくることがあります。
手術方法としては以下の2つが主に行われています。
・鬼塚法
皮膚に食い込んでいる巻き爪や刺さりこんでいる巻き爪の痛い部分を切除し、その部分を縫合します。

上記の写真は、鬼塚法を実際に行った方の症例写真です。爪の根本から白い線が縦に伸びていますが、これは皮膚を切開して縫合した手術痕です。皮膚を切開し、爪の根本の爪母と呼ばれる爪が成長する部分から切除してしまいます。切除したことで爪が食い込む痛みをすぐに取り除けますが、反対に手術の痛みが尾を引きます。

・フェノール法
切除した部分を根元から薬品(フェノール)で、爪を作り出す爪母細胞を焼いて生えてこないようにします。鬼塚法との違いは薬品で焼くか否かで、再発のしにくさはフェノール法に軍配が上がります。ただし必ずしも再発しないとは言えないのが現状です。

これらの手術は皮膚科などの専門医で診察時に爪の食い込みがひどく炎症を起こして赤く腫れていたり、出血・化膿している肉芽ができている等、症状の程度によって行われます。

上記以外にも、爪そのものをはがす「抜爪(ばっそう)」という外科的処置もあります。これはケガや事故などの理由で、爪そのものが剥離したり一部壊死したりすることにより、爪を維持して治療するより一度はがして再生を促したり、巻き爪・陥入爪による痛みの原因となる爪を外科的に丸ごと除去、単純に痛みをなくしてしまおうという発想から行われます。ただし、爪を抜爪することにより指先に力が入らず、転倒などのリスクを伴います。

また、一時的な緩和処置としてテーピングや、ガター法、コットンパッキングなどが行われます。これらは皮膚と爪の接触を緩和するように互いの間に隙間を空ける方法です。ただし、根本解決には至らずあくまで応急処置的な働きになることも多いです。次回のコラムで再度詳しくご紹介します。

以上のように、病院で行われている処置は【巻き爪になる原因】を治すのではなく【爪が巻いて食い込んで痛い原因】である爪そのものを外科的に除去または食い込んでいる状態を緩和することが主流となり行われています。先にメリットでお伝えした通り、保険適用で早期の改善を望むのであれば病院で診てもらうのもよいでしょう。

次回は②「巻き爪の専門院またはネイルサロンに行く」と③「セルフケア」について書いていきます。

それぞれにメリットデメリットがありますので、目を通して是非比較してみてください。

東京巻き爪矯正院 練馬院 湯澤憲司

【東京巻き爪矯正院 練馬院】

練馬駅A2出口より徒歩3分の楽々通院!

〒176-0011 東京都練馬区豊玉上2丁目27−23 千川通り沿い1階

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