巻き爪や陥入爪の治療はどこで行うか？｜病院では何科を受診するべきか？

2023 8/12

2023年5月11日 2023年8月12日

巻き爪や陥入爪など爪のトラブル｜治療は病院の何科で治療するか

いわき巻き爪矯正院へ来院される巻き爪や陥入爪で困っている方々が口を揃えておっしゃるのが、「どこで治療すればいいの？」「病院の何科を受診すればいいの？」ということです。

病院であれば外科、皮膚科、整形外科、形成外科、、、何科を受診すればいいのわからないという方がほとんどではないでしょうか？
インターネット上にも様々な情報があり、結局どの方法が良いのか迷ってしまうという方もいるのではないでしょうか。

病院の診療科や先生によって治療法や方針は様々

一般的に、病院での治療法は大きく分けて手術と薬となります。
手術は色々な方法がありますが、巻いている部分を根元まで処理し爪を生えてこないようにする方法や巻いてる部分を単に切ってしまう方法など様々です。

病院の先生から「何もできない」と断られたり、薬を出されて「また来てください」、「爪をのばして様子を見てください」と言われて改善しないという声をよく聞きます。当院へお越しの巻き爪患者様は当然、病院で良くならなかった方々という方が来院するとはいえ、そういった声は多数あります。決して病院を否定するものではありませんが、医療現場での事実として、巻き爪専門の診療科と先生がいないというのが現状です。

では、実際に病院で手術する場合の方法と特徴を紹介します。

■巻き爪手術法【鬼塚法】

指の付け根に麻酔注射(局部麻酔)し、皮膚にくい込んでいる爪を爪母から切除する（末節骨の骨膜まで切除する）

・鬼塚法は術後の痛みが強い

・フェノール法と比べて、爪母の切除範囲を狭く限定することが出来る

・爪の幅が狭くなり、見た目が悪くなる→結果、力が入りづらくなる

・手術後、一部の爪がトゲ状にのびてくることがある

■巻き爪手術法【フェノール法】

指の付け根に麻酔注射(局部麻酔)をし、皮膚にくい込んでいる爪を爪母から切除する（末節骨の骨膜まで切除する）

その後、爪の根元(爪母)をフェノールという薬品で変性(細胞を焼く)させ、その部分の爪を生えなくする治療方法(縫合はしない)

・鬼塚法と比べ痛みは軽い

・鬼塚法と同じく、手術により爪の幅が狭くなる

・手術後、巻き爪が再発することがある

・手術後、巻き爪が手術前より悪化してしまう

巻き爪手術と手術以外の治療法を理解

手術を経験された方々の話では手術自体が痛いのはもちろん、特に麻酔はかなり痛いと皆さんがおっしゃっています。

前述したとおり、手術後に一部の爪がトゲ状にいびつに生えてきてしまったり、逆に巻きが強くなって痛みも増したという話も聞きます。実際に手術後に当院へ来られた巻き爪患者様の爪を見ると、そのような状況になっている方がたくさんいらっしゃいます。

病院での手術が完全に悪いという話ではなく、病院でのメリットもあり、保険適用で、通院回数が少なく済むことです。費用や通院の負担を考えると良いと考えることもできます。

ですが、「治る」という観点で考えると安価だから、通院が少なく済むからということで選択すると、結果、「治らない」でかえって費用や通院負担がかかることもあり、実際にそういった方々がいるのも事実です。

当院の巻き爪矯正法の特徴

手術などのように「切る」という行為ではなく、巻き爪を「矯正」する手法になります。爪の表面に矯正プレートを貼り付けるだけですので、施術による痛みを感じにくく、負担がありません。施術後は靴を履いて普通に帰ることができますし、お風呂もOKです。目立たない、邪魔にならないので生活に支障がありません。
巻き爪専門院として爪の状態をしっかり把握しその方にあった方法で施術・アドバイスを行います。

当院は保険適用外ではありますが、基本的に1ヵ月に1度の矯正器具の交換だけで、頻繁に通院する必要もないため、結果、負担が少ないです。

巻き爪治療に関して大事なのは、病院での治療法と手術以外の治療法のそれぞれのメリット、デメリットなどを理解した上で、自分にあった治療法を選択することです。

巻き爪、陥入爪でお悩みならぜひご相談ください。

いわき巻き爪矯正院の巻き爪矯正法の詳細はこちらをご覧ください。

コラム作者：いわき巻き爪矯正院院長　田中