巻き爪や陥入爪、爪白癬などの爪疾患の種類や症状について

いわき巻き爪矯正院 症例画像
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巻き爪や爪疾患の種類と症状

巻き爪(まきつめ)

爪が横方向に湾曲して巻いている状態で、皮膚への食い込みがある状態です。巻きの程度と痛みが比例するわけではないので、少しの巻きでかなり痛いという方もいれば、相当巻きが強くても全然痛くないという方もいます。
巻き爪でも今まで全く痛くなったことがないという方が急に痛くなったりと巻きの程度や痛みの程度はまちまちです。

陥入爪(かんにゅうそう)

爪の側爪部(爪の横端)や爪の先端の角がトゲ状のように皮膚に刺さり込み、強い痛みや炎症を起こした状態が陥入爪です。足の親指に起こりやすく、化膿や出血を繰り返すため、激痛で歩けなくなることも少なくありません。陥入爪で特に多い原因は深爪です。痛いからと深爪をして陥入爪を繰り返すことで、陥入が強くなり、悪化していく特徴があります。

爪白癬(つめはくせん)

爪白癬は爪水虫とも言われ、白癬菌が爪に繁殖している状態です。足の水虫(白癬菌)が爪にうつるケースが多くみられます。健康な爪はピンク色をしていますが、爪白癬になると爪が肥厚したり、白色や黄色に変色し、ボロボロと爪の質がもろくなります。
爪白癬は痛みや痒みがないので気付きにくく、放置すると症状が進行し、他の爪にも感染することがあります。また、治りにくいので早期の皮膚科への受診と根気強い治療が必要となります。

グリーンネイル

グリーンネイルとは、緑膿菌(りょくのうきん)などの細菌に感染し、菌が増殖する症状をいいます。爪が緑色に変色します。グリーンネイルになると患部が緑色に見えるのが特徴であり、カビとは異なります。
基本的には爪が緑色に見えるだけで、痛みや痒みを伴うことはありません。悪化させないよう清潔にすることが大切です。

爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)

爪甲剥離症とは、爪甲が爪床から離れ、浮いた状態です。
先天的な要因もありますが、ほとんどが外的要因によるもので、爪甲剥離症の症状としては、爪の先端から剥離が始まるのが特徴で、その後徐々に根元のほうに向かって進行していきます。最後には爪が剥がれることがあります。
剥離した部分が白色や黄色に変色します。また、剥離部分にゴミや汚れなどが入りやすくなります。

原因

深爪や靴の圧迫

深爪や長すぎる爪で靴を履いて歩いた時に体重がかかるので、深爪であれば陥入が進み、長すぎる爪は衝撃や圧迫で巻き爪になりやすくなります。また、つま先の細い靴やサイズが小さい靴を履くと圧迫で爪が皮膚にくい込み痛みを生じる場合があります。その痛みを取ろうと深爪をすると更に陥入が進み、症状は悪化し悪循環の状態になります。また、大きすぎる靴も中で足が滑り、動くことで巻き爪の原因になります。

加齢やストレス

加齢により肌や爪は乾燥したり、血行が悪くなることで水分量が減っていきます。乾燥すると爪の表面に縦線の筋が入ることがあります。また、ストレスや不規則な生活によって血行が悪くなると、爪の表面に横線のシワが入ることがあります。
爪の乾燥は肥厚や変形、つまりは巻き爪の原因となります。

科学洗剤などによる影響

皿洗いなど、家庭用の化学洗剤などによって爪の油分が抜け、爪が割れることがあります。洗剤以外でも、マニキュアの除光液でも爪の水分や油分が抜け、乾燥することで、ヒビが入るように割れることもあります。

予防法

正しい爪の切り方

深爪をすると爪の下の組織が盛り上がり、爪周りの皮膚が爪にのっかるため、爪は皮膚に食い込むように伸びていきます。巻き爪や陥入爪になると、痛みを和らげるためについ深爪をしてしまいがちですが、さらに変形を強める原因となります。爪を切るときは、指の先端から少し長めに切るようにしましょう。

自分に合った靴を履く

巻き爪や陥入爪は、決して靴だけが原因ではありませんが、靴が原因である場合が多くみられます。ヒールの高い靴やつま先の細い靴、きつい靴はもちろん、かなり大きいサイズの靴やひもを緩めている場合などは足指や爪先が圧迫されて変形しやすくなります。自分にあったサイズ、形状の靴を選ぶことが大切です。

足を常に清潔にする

白癬菌はカビの一種のため、湿気の多い不衛生な環境で増殖します。お風呂では足指の間もしっかりと洗い、しっかりと水分をふき取りましょう。

対処法

病院で診察を受ける

爪白癬の疑いがある場合は早めに皮膚科を受診すると良いでしょう。検査をして白癬菌が見つかれば治療することが望まれます。爪白癬が原因で巻き爪や肥厚爪になっている場合は、根本原因を解消することが求められます。

いわきで爪トラブルでお困りなら当院の巻き爪矯正法を

今回例に出した爪トラブルは当院での巻き爪矯正法で対応可能です。白癬菌やグリーンネイルの場合は、病院でのそれらの治療を同時に行いながら、当院での巻き爪矯正も可能です。

コラム作成:いわき巻き爪矯正院 院長 田中

《いわき院》


住所 福島県いわき市鹿島町久保3-1-21 鹿島アネックスビル2F
電話番号 0246-88-6357

《郡山巻き爪矯正院》

住所 福島県郡山市桑野3-19-16 ヒルズ21・桑野1F
電話番号 024-973-7099

営業時間 10:00~19:00
定休日 日・月・木・祝日

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