意外に多い妊婦の巻き爪や陥入爪｜妊娠中にできる予防法や注意点

2024 2/13

2024年2月13日 2024年2月13日

巻き爪が妊娠中に起きる原因と対策

いわき巻き爪矯正院では、老若男女問わず巻き爪で悩まれている方をはじめ、若年層に多い陥入爪、高齢者に多い変形爪(肥厚爪・爪甲鉤彎症)といった爪トラブルで矯正施術を望んでいる方々が連日来られます。

巻き爪や陥入爪、変形爪(肥厚爪・爪甲鉤彎症)は年齢や職業、生活環境、靴環境や歩き方、爪の切り方など人それぞれによって様々な原因があります。

慢性的な肥満や急激な体重増加が原因で指先への負担や重心の変化により、巻き爪や陥入爪になることがあります。

ですから、妊娠を機に、より短期間で急激に体重が増加し、それがきっかけとなり巻き爪や陥入爪になっている方が意外と多いです。

妊娠中で体重が増えることで、指先に負担がかかりますし、お腹が出てきますので歩行が通常通りにはいかなくなり、足指に負担がかかるようになり、徐々に爪が巻いてきたり、陥入して痛くなったという相談を受けます。

妊婦の巻き爪や陥入爪は悪化すると化膿することも

妊婦で巻き爪や陥入爪が悪化し、化膿して来院されるも多いです。始めは我慢できる程度でそのままにし、お腹が大きくなると同時に体重が増加し、足指への負担も大きくなるので、いつの間にか出血したり、化膿したりして酷くなってしまうパターンです。悪化する前に早めの対処が必要です。

妊婦は特に靴の選び方・履き方に注意

体重が増え、お腹が出てきて歩行が難しくなってくる妊婦さんは、ついつい散歩やお出かけの時に履きやすい緩い靴を選ぶ傾向にありますが、それが原因で巻き爪や陥入爪を引き起こしたり、悪化させたりするケースが多く見受けられます。

正しい靴の履き方

靴ひもをしっかり結び、甲の部分を固定することで靴の中で足が前滑りしなくなり、足指への負担が軽減します。履きやすいからと言って、靴を緩く履いていると、靴の中で前滑りすることで足指に相当な負担がかかるので、それが原因で巻き爪や陥入爪になったり、悪化したり、痛みが酷くなったりします。場合によっては衝撃で巻き爪や陥入爪で刺さり込み部分に傷が入り、化膿してしまうケースもあります。

ご主人やご家族が一緒の場合は、靴ひもをしっかり結んでもらうようお願いしましょう。緩い靴やサンダルでは、つまづいてしまったら危険です。妊婦さんは適度な歩行も必要になってくるでしょうから、足靴環境を整えた上で、散歩やお出かけをしましょう。

オススメの靴環境について

対策として正しい爪の切り方とは

妊婦は妊娠してから段々とお腹が大きくなってきますので、お腹が邪魔で爪が切りにくくなったり、見えないからといって、つい切りすぎてしまう傾向があります。

特に爪先の角を深く切り込んでしまうケースは、そこから陥入が進んでしまいますので注意が必要です。

正しい爪の切り方とは

爪は四角い形、いわゆるスクエアオフが望ましいです。スクエアオフは指先にとって安全で機能的です。

お腹が出てきて自分で切るのが難しい場合はご家族にお願いしましょう。

爪の適正な長さとは

爪の適正な長さは、爪先と指の長さが同じぐらいになるように整えるのが理想的です。ただし、爪床から浮いている白い部分（フリーエッジ）をすべて切ってしまうのが正しいと勘違いしている方がいますが、それ自体が深爪になってしまいますし、それを続けることでイエローライン（爪床とくっついている部分）が後退し、深爪が更に後退していくことになってしまうので、注意してください。

痛いからと言って爪の角を切り落として悪化させてしまっている方も非常に多いです。

既に巻き爪や陥入爪になっていたり、特に痛みや化膿がある方は、お腹が更に大きくなる前に巻き爪悪化の予防としていわき巻き爪矯正院での巻き爪矯正をお勧めします。