薄い爪は巻き爪になりやすい?爪の薄さの原因とは?

自分の爪が薄いな、弱いな、と感じている方も多いのではないでしょうか?巻き爪技療士として様々な爪の悩みを聞く中で、この爪の薄さに関して、「生まれつき爪が弱くて」や、「最近爪が弱くなったように感じる」というお悩みが多くあります。

今回は爪の薄さの原因と、巻き爪との関係についてお話していきたいと思います。


『目次』
・爪が薄い(弱い)原因は何か?
・爪が薄く弱い人は巻き爪になりやすい傾向が
・巻き爪予防のためにも健康で丈夫な爪を

爪が薄い(弱い)原因は何か?

先天的原因

先天性角化異常症などの病気の影響で、爪を作る爪母(ネイルマトリクス)に影響が及び爪が薄くなっている場合があります。

また、そのような病気が影響している場合以外にも、生まれつき髪の毛が細い人、太くてしっかりした人がいるように、爪も元々の体質で、薄くて弱い人もいます。遺伝も考えられますが、髪の毛や爪の生成に必要なたんぱく質やビタミンなどを吸収しにくかったり、吸収してもうまく使われなかったり、といった体質の場合は薄くて弱い爪質になりやすくなります。

手の爪と足の爪を比べてみると、足の爪の方が外部からの圧を受けやすい環境にあるため比較的厚くて丈夫ですが、足の爪が薄くて柔らかい人は先天的に爪が薄いと考えられます。

後天的原因

爪の薄さに悩んでいる方の多くは後天的原因が影響していると考えられます。

貧血
爪を生成する際に酸素が必要となりますが、貧血の場合、体内の酸素の量が減少します。そのため、丈夫な爪を作ることができず、薄くて弱い爪となってしまいます。
栄養不足
以前にも爪を強くするために必要な栄養素のお話をしたことがありますが、丈夫な爪を作るためには必要となる栄養素がいくつかあります。先ほどの貧血の原因の1つとも考えられますが、偏食や、過度な食事制限により必要な栄養素のバランスが崩れると、爪は弱くなってしまいます。加齢による栄養素の吸収機能の低下も原因として挙げられます。

爪を強くするために必要な栄養素についてはこちら

乾燥
水仕事や、ネイルリームーバーの過度な使用により爪母が乾燥している場合、爪自体も乾燥し、薄く脆くなってしまうことも原因の1つです。

爪が薄く弱い人は巻き爪になりやすい傾向が

爪は指の裏にかかる地面からの力を受け止める役割があるので、元々自然と巻く特徴を持っています。爪が薄い場合は柔軟性があるので、指裏にうまく力がかからなくなるとその分巻きやすくなっていきます

また、爪が薄くて弱い場合、少しの衝撃で爪が割れやすくなります。爪が割れたりかけたりすることで深爪の状態になり、深くなった角から巻きが強くなり皮膚にくいこんでしまう危険性が高くなります。薄い爪の場合、皮膚に刺さりやすいので、傷を作る可能性も高まるので注意が必要です。

巻き爪予防のためにも健康で丈夫な爪を

先ほども述べた通り、爪の薄さの原因は後天的なものであることが多いです。

そのため、丈夫な爪を作っていくことを意識して改善していくことが効果的です。

バランスの良い食事
爪を生成するために主に必要なたんぱく質をはじめ、その他の栄養素もバランスよく摂取していくことが大切です。食事制限による過度なダイエットなどは、爪の質も変えてしまうので、食事のバランスは意識していきましょう。
爪母(ネイルマトリクス)の保湿
ネイルオイルや、クリームなどを塗る時に、爪の表面よりも、爪を作る爪母に塗ることが大切です。爪母は、爪の根元の皮膚の部分にあるので、保湿をする時はその部分を意識してこまめに行ってください。

今まで爪の薄さや弱さに悩んでいた方は、是非実践してみてください。

そして巻き爪にお悩みの方はいつでも当院に相談に来てくださいね。

【東京巻き爪矯正院 池袋院】

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