爪の役割知ってますか?健康のために役立つ爪知識をご紹介

皆さんは爪の役割について考えたことがありますか?皆様の中では、あって当たり前の存在であり、爪トラブルに悩まされると「爪って必要なの?」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。当院でも、爪の必要性について質問を頂くことが多々あります。

もちろん、爪には存在する意味があり、大切な役割があります。爪の本来の役割やメリットをしっかり理解していれば、きっとより健康的な生活に繋がります。

今回はなぜ爪が必要なのか?にフォーカスを当て、巻き爪を矯正する意味にも絡めてご紹介していきます。


『目次』
・爪はなぜ必要なのか
・巻き爪は爪が無い状態に近い
・まとめ:爪が大切な理由

爪はなぜ必要なのか

指先の骨の補助の役割
指にはもちろん骨があり、その骨によって支えられています。しかし図のように、指の一番端の骨(末節骨)は、実は指先ぎりぎりまでは到達していません。その皮膚だけの指先の部分に爪があることにより、骨の補助の役割を担ってくれています。手の爪があることで、物を掴む場合に指先を支え、力を加えやすくなります。そして足の指に爪があることで、地面からの圧力を受け止めて体を支えるだけでなく、踏み込む力を強くし、歩くことができるのです。
末節骨イラスト

指先の保護の役割
指先は敏感な触覚の役割があるので傷ついてしまうと大変です。また、色々な場所に触れる指は傷つくと感染症の恐れも出てきます。指の背面の皮膚は非常に薄く、衝撃を受けることで簡単に傷ついてしまいます。その為、指の背面に爪があることにより指先を保護しています。

足裏のバランスを保つ役割
立っているときに全身の体重を支えているのは足裏全体ですが、指先、付け根、かかとの3点がうまく働いて初めて安定したバランスが取れます。先ほどお伝えしたように、足の指先に力を加えるには爪の存在が必要不可欠です。もしも爪が無くなってしまうと、指先がうまく使えず足裏の3点バランスが崩れて転倒の危険が伴ってしまいます。
転びそうになる人イラスト

巻き爪は爪が無い状態に近い

爪の幅は指の幅に比例した大きさをしています。巻き爪になると爪端から内側へ巻いていき、全体の幅が狭くなってしまいます。すると本来加えられていた力が足りなくなってしまいます。

こういった理由から巻き爪になれば歩行などの日常生活に支障が出やすくなってしまうのです。痛みが出ないからと放っておくとじわじわと体を蝕んでしまうかもしれません。

さらに言えば巻き爪になってから足が疲れやすくなったり、膝や腰に痛みが出てしまったりしていませんか?それは巻き爪のせいで指先がうまく使えずに足裏の3点バランスが崩壊してしまったせいです。

まとめ:爪が大切な理由

爪は私たちが当たり前にしている動作にとても重要な役割をもっていることがお分かりいただけましたか?

手の爪がなければ、物を掴むことができず、足の爪がなければ立って歩くこともできなくなってしまいます。体の末端の小さな爪を軽視してはいけません。

当院に巻き爪矯正に来院された患者さま方にお話しを伺うと、膝や腰の痛みを訴える方が多くいらっしゃいます。整体に何年も通い続けて一時的に改善されてもまた全身の痛みが繰り返される場合は、根本原因が巻き爪であったケースも存在します。

これからの長い健康生活のため、小さな爪も見直してみませんか?少しでも爪に違和感を感じたり、巻き爪かも?とお悩みの場合はお気軽に東京巻き爪矯正院池袋院にご相談ください。


【東京巻き爪矯正院 池袋院】

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