爪を内側から強くするために抑えておきたい栄養バランスの話

爪の見た目の変化が起こった場合、原因としてケガなどの外的要因を思い浮かべることが多いかと思います。女性であればネイルケアを間違ってしまったかな?なども。実はそれ、体に十分な栄養が行き渡っていないせいかも…。爪を体の内側から見直してみませんか?


『目次』
・爪を強くするには食事による栄養バランスが大切
・爪の構成要素はたんぱく質
・必要な栄養素はこれ

爪を強くするには食事による栄養バランスが大切

爪は健康のバロメーター」と呼ばれていることをご存じですか?健康状態の変化が、爪には非常に表れやすいことからこう呼ばれています。爪は体の末端にあり、生え変わることもできるので体の全体のパーツの中でも修復に栄養が回されにくい部位であります。その為、爪に変化が起こった時には、健康状態が関わっている場合が多いと考えられます。

爪をきれいな状態で維持したい、割れないような強い爪にしたい、と思われている方は多くいらっしゃると思います。そのためには、それ相応に栄養をしっかり補う必要があることを覚えておいてください。

必要な栄養素を上手に摂取していくために、爪は何でできているのか、まずはそこから理解していきましょう。

爪の構成要素はたんぱく質

爪はその見た目から、カルシウムでできていると考えている方が多いかもしれません。しかし実は、ケラチンというたんぱく質で構成されています。たんぱく質と言えばお肉や卵を毎日食べているから問題ないと思うかもしれませんが、体全体で見た場合およそ20%(主に筋肉や内臓、70%が水分)がたんぱく質で構成されているので、末端である爪の健康まで維持するためには十分な摂取量に足りていないケースが目立ちます。

現代人はダイエット志向も後押しし、カロリーを抑えようと本来必要なたんぱく質量は減少傾向にあります。

たんぱく質は手軽に摂取できる食品が多く、大豆製品、卵、鮭など和食を取り入れれば自然と摂取量を増やすことができます。健康補助食品としてプロテインを飲むのも吸収効率がよくおすすめできます。

必要な栄養素はこれ

もちろん、爪の主成分であるたんぱく質を摂取することは第1に大切です。しかし、健康な爪を維持していくためには、タンパク質だけでなく様々な栄養を「バランスよく」が基本です。

ビタミン類

ビタミンA・・・爪の乾燥を防ぐことができ、柔軟な強い爪を作ることができます。(例:緑黄色野菜/レバー)

ビタミンB2・・・爪の細胞を活性化させることで、爪の成長を促す手助けをしてくれます。(例:果物/レバー)

ビタミンE・・・ツヤのある爪を形成するために血行を良くする手助けをします。ビタミンCと共に摂取することで、より効果的が期待できます。(例:ほうれん草/アボカド/イワシ)

鉄分

鉄分は爪の反り返りを抑える効果もあると言われています。ビタミンCたんぱく質の同時摂取で吸収がよくなります。(例:レバー/赤身肉/マグロの赤身/ひじき)

亜鉛

エネルギー代謝や新陳代謝を上げ、体の働きを正常に保つ手助けをします。その効果により、ターンオーバーの活性化につながるので、日々伸び続けている爪には欠かせない栄養素です。(例:大豆/チーズ/卵/牛肉/豚肉

カルシウム

爪の主な成分はタンパク質ではありますが、カルシウムも大切な栄養素です。カルシウムには、健康で強い爪を保つための手助けをしてくる役割があります。不足すると、爪が割れやすくなるなどの影響が出てきやすくなるので要注意です。(例:乳製品/大豆/イワシ)

このように、挙げれば本当に様々な栄養素が欲しいところです。この全ての栄養素をうまく摂取していくにはやはり先ほどお伝えしたバランスの取れた食事が必要不可欠となることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

継続はなかなか大変ですが、爪だけでなく体全体の健康にも役立つので、これを機に食生活を改善してみては?


【東京巻き爪矯正院 池袋院】

メトロ池袋駅から徒歩6分の通院しやすさ

〒171-0014 東京都豊島区池袋2-33-12 平木ビル 1F

関連記事

初めてご来院の際はカルテの記入等ございますので「予約時間の10分前」にお越しくださいませ。
ネット予約はこちら