浮指という足のトラブルをご存じでしょうか。我々の体重を支える足は、何かしらトラブルが付き物。巻き爪で当院へ来院する患者さまの中にも、この「浮指」状態の方が多くいらっしゃいます。
巻き爪以外にも浮指には怖いリスクが隠れていますよ…。ご紹介していきます。
『目次』
・浮指とは
・浮指であることのリスク
・浮指の原因
・浮指の改善方法
浮指とは
浮指とは画像の通り、足裏が床に接地しているのに関わらず指だけが宙に浮いてしまっている状態です。自分で真横や正面から見てもわかりにくい程度であったりもします。見分けるには
これが目安となります。
浮指は少なくとも3人に1人以上の割合で見られます。多くが幼児期からの運動不足が原因とされ、正しい靴の履き方の知識もなく、成人してからも浮指になることは珍しくありません。特に幼児期の3~6歳頃は骨格形成期間とされ、この時期に運動をして足裏に刺激を与えないと浮指になりやすいのです。
ですが現代人は運動の機会が減少しています。使われない足は衰えていく一方なのです。
浮指であることのリスク
地面に指が接地していないと、体全体に様々な影響が出てきてしまいます。
本来足の裏は、指先・指の付け根・かかと、の3点で体重をバランスよく支えています。2点だけになると当然不安定になり、姿勢が悪くなるばかりか別の部位で補おうと不調が現れます。
よく浮指の人は下半身太りなどと言われますが、これは主にふくらはぎがバランスを取ろうと酷使され、筋肉が付いた状態だからです。
また、膝痛・腰痛・肩コリ・首コリと全身問題へ、首コリになると自律神経の不調から血液の循環が滞り、足の冷え性やむくみに発展します。体の末端である指がこういったリスクを孕んでいるとはなかなかイメージしにくいですが、現代人にはよくある話です。
巻き爪も症状の1つで、指先が床に接地しなければ元々爪が持つ巻く力に(圧力)が優位に働き、時間経過とともにどんどん巻き爪化が進行していきます。
浮指の原因
浮指の改善方法
靴を紐付きの運動靴にし、運動不足解消に努めるのはとても大切なことですが、指に特化した運動を取り入れることも重要視されています。
そもそも指を使っていないので、いざ使おうとしても自由に動かないことがあります。少しずつ続けていくことを心がけてください。しかしながら、どうしても中々運動が習慣付けられない、そんな方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、インソールがおすすめです。
東京巻き爪矯正院池袋院が販売しているインソールは骨格形成に特化しています。院内用の内履きにも使用しており、実際に試して効果を実感いただけます。足の状態や生活環境によって選ぶ基準が変わってくるので、ご相談の上あなたに合ったインソールをご提供します。
まずはカウンセリングから。ご予約お待ちしております。
【東京巻き爪矯正院 池袋院】
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