巻き爪治療に迷ったらどれを選べばいい?矯正との違いとは

巻き爪の矯正方法には様々な方法があります。巻き爪に悩み、治療法を選択しようと調べた場合に、いざ蓋を開けてみると種類が多く、どれを選べいいかわからなくなる方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は当院のプレート矯正方法含め、他の矯正方法や病院での治療方法にも言及していきます。痛みが苦手な方や、通院するのが難しい方、自分でなんとかしたい方など、選び方に応じてもまとめていきますので、参考にしてくださいね。


『目次』
・巻き爪治療は大きく2種類
・手術療法
・保存療法
・巻き爪治療のまとめ

巻き爪治療は大きく2種類

巻き爪治療は、「手術療法」と「保存療法」の2種類に大別されます。 手術療法は病院の皮膚科や形成外科で行われる、皮膚に食い込んでいる爪を爪母(爪が作られる部分)ごと切除する方法です。保存療法は切除を行わない樹脂製のプレートや金属製のワイヤーなどの器具を使って、爪の形を戻し矯正していく方法などです。

手術療法

手術療法は爪と皮膚を切開し、食い込んでいる爪を除去する方法です。手術は2種類ありますので見ていきましょう。

鬼塚法
爪が作られている爪母(そうぼ)まで除去するために皮膚を切開します。そして巻いている爪箇所を除去し、最後に皮膚を縫合します。縫合しても後から小さい爪が患部から伸びてくることもあります。
フェノール法
同様に爪箇所を除去したあと、フェノールという薬品で爪母を焼くことで爪を新たに生えてこなくさせます。ただし焼き方が良くないとまた生えてくることがあります。
手術療法のメリット
メリットはまず巻き爪の痛みが早期に解消される点です。そして通院回数が抑えられて治療期間が短い点です。30分もかからない施術1回のみで、あとは患部の衛生状態の確認で通院する程度です。また、費用も保険適用なので抑えられるのもポイントですね。
手術療法のデメリット
デメリットですが、どちらの方法も指の付け根にする麻酔注射(局部麻酔)が非常に痛いのと、術後も痛みがありお風呂やスポーツを制限されます。さらに爪の幅が狭くなり見栄えが悪くなること、そして原因を改善させない限り巻き爪が再発する可能性があります。次にご紹介する保存療法でも巻き爪再発の可能性はありますが、メリットとデメリットを比較してみてください。

保存療法

保存療法は爪を切ることはなく、爪の大きさはそのままで形を直していく方法です。そのため手術と比べて痛みが抑えられていることがまず大きな違いと言えます。

コットンパッキング
コットンパッキングは病院で行われ、爪の両先端、爪と皮膚の間にコットンを詰める方法です。コットンが緩衝材の役割を果たすのですが、痛みが根元側だとコットンが入らないので先端よりの巻き爪や軽度の巻き爪には効果的と言えます。衛生的にコットンは毎日詰め替えてください。
ワイヤー矯正法
爪先の白い部分(フリーエッジ)に2か所穴を開け、その穴に合金製のワイヤーを通して装着し矯正する方法です。装着の際や矯正中に痛みが出ることはほとんどありません。ただ爪が伸びていないと装着することができないので、伸びてしまった分爪先端が靴下や靴にぶつかりやすくワイヤーが引っかかる恐れがあります。 伸びていない爪には装着できないということで、深爪(陥入爪)や根元の矯正はできません。また、病院で行われても保険適用外なので費用と通院回数がある程度かかります。
プレート矯正法
プレート矯正は爪表面(爪甲)に樹脂製のプレートを貼るだけの安全な矯正方法です。 薄くて透明のプレートなので、爪によく馴染み、引っ掛かることもなく日常生活に支障がほとんどありません。さらに深爪(陥入爪)で肉芽ができてしまった爪、化膿してしまった爪や、爪の根元の巻きも矯正できます。 ただし医療行為ではないのでプレート矯正も保険適用外となります。 当院のプレート矯正は基本(個人差あり)1か月に1回、3~5回の通院が必要になります。ですが痛みがある方は初回の施術で痛みが軽減し、楽に歩いて帰られるようになります。画像は一例です。
プレート矯正法
巻き爪初回施術前
プレート矯正法
初回施術後(先端部の痛みがなくなった)

巻き爪治療のまとめ

巻き爪治療には今回ご紹介したように様々な方法があります。特に保存療法は施術中に痛みが少ないので選ばれやすい方法です。さらに言えば、巻き爪は再発も考慮した上で爪幅を狭くさせないことが大切です。爪幅が狭くなるということは、爪が本来必要な指を保護したり、支えて踏ん張りを効かせる力を弱めてしまうことになります。運動機能低下や転倒の可能性も生まれます。その点においても保存療法は適していると言えます。

保存療法で矯正方法を選ぶのにも一口にワイヤー矯正やプレート矯正といえども、また各々器具の種類があります。メリットやデメリットがあると同時に、施術者の技量によっても矯正力に差が出るので、一概に「金属のワイヤーの方が矯正効果が高そうだ」と選ぶのが正しいかと言いにくいものです。つまり、治療方法や器具だけでなく信頼できる場所で確かな先生に治療してもらうことが大事だと言えます。  

東京巻き爪矯正院 池袋院は、切らない!痛くない!巻き爪矯正グループの直営院。トータル29万回以上の施術実績と巻き爪専門だからこその対応力を発揮します。 足、靴など巻き爪の根本原因の見直しもアドバイスしております。 是非、お気軽にご相談ください。

【東京巻き爪矯正院 池袋院】

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