間違った爪切りが巻き爪の原因になっているのです

陥入爪の症例写真
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間違えて整えられがちな爪の形

巻き爪の原因として多く見られるのは『深爪』つまり、爪の切り方の間違いです。

中野院に巻き爪矯正を相談しに来院される方の大多数が、爪をとにかく短く切りすぎています。手も足も、爪の白い部分を『切り取り線』だと思って、すべて切ってしまうのは大間違いです

特に足の爪を深爪の状態にしていると、爪の周囲の皮膚が盛り上がり爪がまっすぐ伸びることを妨げてしまいます。すると爪は湾曲しやすく、両端が皮膚に食い込みやすい状況を作り出してしまいます。

こうして、知らないうちに巻き爪への階段を一段、また一段上ってゆくのです。

しかし、私も経験がありますが子供を保育園に入れたときに、「人を傷つけないように爪は短く切ってきてくださいね。」と入園の際、先生から説明を受けました。

(確かにその通りだな。)と、深爪まではさせないにしても、こまめに子供の爪をカットしていました。そういう指導を、子育てをされている方なら受けたことがあるのではないでしょうか?

小学校でもよく見られるのが手の爪をついつい噛んでしまう子。足の爪も切るのではなく手でちぎろうとついつい触ってしまう。この癖も要注意です。

因みに、爪を伸ばしっぱなしにするのも良くはありません。特に足の爪は長くしておくと、靴の内側に爪を常にぶつけ続けることで爪が湾曲したり、負荷がかかりすぎて爪が厚くなったり、割れてしまうこともあります。短くするのは怖いから、反対に長くして、結果割れて短くなってしまった…というリスクは避けたいものです。

巻き爪予防のための正しい爪の形と整えるタイミング

手の爪は一日に約0.1mm伸びるといわれています。1か月ですと、約3mmですので、手の爪を整えるタイミングは、5~7日に一度が適切です。

一方で足の爪は、1日に約0.05mm伸び、1か月で約1.5mmになります。足の爪を整えるタイミングは、10~14日に一度が適切だといえます。

ただしこれは、あくまで目安です。年齢や健康面などにより爪の伸びるスピードには個人差があります。激しいスポーツをする、手先を使う仕事する、普段から爪が欠けやすいのが目立つ、などといった方は早めのタイミングで適度に整える必要があります。


また爪の先端から指先が見えるように切ってしまうだけでも、それは=深爪になってしまうので注意が必要です。

理想の形としましては、爪を真上から見ると、四角い形『スクエアオフ』が理想です。爪にとって負担の少ない良好な形です。※手の爪は足の爪よりも圧迫を受ける機会が少ないのでやや丸みをつけても大丈夫です。

当院がお勧めしたい爪を整えるためのアイテムと、理想の長さ

巻き爪予防に最もお勧めな爪を整えるアイテムは『やすり』です。特に今まで深爪が習慣だった方には是非、爪切りを封印していただきたい。心からのお願いです!

そして、爪の長さは皮膚の先端と同じ高さに、指の先の形に沿って左右対称になるように揃える。これが理想です。

陥入爪の症例写真
深爪の状態
陥入爪の症例写真(矯正終了)
伸ばして2か月で安全な長さに

やすりを使った爪の整え方

  • まずは指に対して垂直にやすりを当てます。
  • 一方向に動かしながら削ります。(この時、往復で削ってしまうと爪を痛める原因になってしまいます。)
  • やすりが皮膚の先端に当たったらストップです。
  • やすりの細かいほうの面で角を軽く撫でるように削り、少しだけ丸みをつけましょう。

是非この方法でトライしてみてください。

爪が理想形に整い、深爪から脱却できれば痛みが起きにくくなります。しかしながら、すでに深爪と共に巻き爪が進行していれば伸ばそうとしてもどんどん皮膚に食い込み痛みが伴います。その状態では自力での改善は困難、すぐに矯正を受けるべきです。


中野区で、巻き爪、陥入爪、変形爪にお悩みの方は是非ご相談ください。早期の改善があなたの健康的生活を守ります。

東京巻き爪矯正院 中野院

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