子どもは巻き爪になりやすい?その原因と予防方法とは

陥入爪写真 千葉巻き爪矯正院

子どもに多く見られる巻き爪陥入爪。暖かくなり素足になる機会が多いためか、お子さんの足のトラブルに気が付くことが増えてきていませんか?成長期の子どもに多い巻き爪、陥入爪について解説していきます。正しい爪の切り方や靴選びを知ることで、ご自身だけでなくお子さんの足のトラブルにならないようにしていきましょう。

目次

子どもに多い巻き爪の『原因』

深爪(爪の切りすぎ、毟り癖、噛み癖)

深爪は爪の角を切ってしまったり、フリーエッジと呼ばれる白い部分を全部切ってしまい指先よりも短い状態です。爪が短いと指の踏ん張りが衰えるばかりか、指先の皮膚が上に盛り上がり、爪が伸びてきた際に皮膚に食い込みやすく変化してしまいます。

逆に伸ばしたままにした長い爪が靴を履いたときにぶつかることにより、痛みや炎症を起こしてしまうことがあります。なので基本は指先と高さを揃えることが大切です。 

子どもに注目すると、癖で爪をむしったり齧ったりしてしまうことが大きな要因となっています。そうすると爪切りで深爪にしたときよりも、さらに短くなる可能性があります。また、爪先がギザギザと鋭利になる点も痛みを増長させることに繋がります。

靴のサイズが合っていない、履き方が良くない

気付いたら子どもの足が大きくなっていて、靴が窮屈になってしまっている時があります。その場合、過度な圧迫により爪に負荷がかかり、爪が皮膚に刺さりこみやすくなります。

成長期ですぐ足が大きくなるだろうからと大きめの靴を履かせていると、靴の中で足が滑ってぶつかりが生じることになります。窮屈でもゆとりがありすぎても良くないということです。

また、小さな子どもだとまだ紐を結べない子もいますね。紐は重要で、足と靴を一体化させるように固定できるので、爪への負荷を減らすことができます。マジックテープはどうか?というところですが、動いていると捲れてくるので30分に一回など定期的に止め直す必要があります。そもそもの固定感は紐>マジックテープといった具合です。

スポーツや部活動の運動習慣による負荷

サッカーのスパイクやバスケットシューズなどのサイズはかなり窮屈で、足とより一体化するように履いているのを耳にします。爪も割れないよう、靴の内側に当たらないように意図的に深爪にしていることも珍しくないようです。

巻き爪の予防方法

正しい爪の切り方

まずは爪切りではなく、ヤスリで削ることをおすすめします。爪切りだと切り過ぎてしまうことがあります。安全な長さや形に整えるためにヤスリを使いましょう。

長さの目安は指の先端と爪が同じくらいの長さになるように削ります。角を少し落として「スクエアオフ」もしくは指先の形に合わせた「ラウンド型」になるように整えます。大体の目安は2週間に1回のペースのお手入れをするといいですね。

10歳の深爪状態

この写真は10歳の患者さんの初来院時の状態です。爪先の白い部分がなく、左親指(写真右側)の爪の両脇が食い込み化膿が始まっています。爪先の形状的に爪切りやヤスリというよりも欠けたか毟り取ったように見えます。

矯正して4ヶ月後

そして、当院で施術を行い4か月経った終了時の状態です。爪の長さが伸び、皮膚への食い込みが起こりにくくなりました。この形を維持できればもう問題ありません。

サイズの合った正しい靴選び

子どもの足はすぐに大きくなります。しかし、成長期という足にとってとても大切な時期になります。 つま先が靴の先端に当たりはじめたら、買い替えるなどして常に適切なサイズの靴を履くようにしましょう。

靴を選ぶときのポイントは、かかとを合わせて靴の先端に1cmの余裕を持ち、つま先側から紐をしっかり結んでいきます。紐をゆるくして簡単に脱ぎ履きしているお子さんを良く見かけますが、それも良くありません。靴の中で足が固定されることが重要です。

ちなみに小学1年生頃の年齢だと、足裏が発達してきてアーチ構造ができあがりより大人の足に近い見た目になってきます。アーチ構造はバランス感や運動能力にも影響してくるのでとても重要ですが、発達には適切な運動習慣があり筋肉が刺激されている必要があります。また、足に負担となる靴ではうまく発達に影響しません。

そういった意味でも子どもの足の成長に目を配る必要があるのです。

子どもに多い陥入爪について

陥入爪とは爪の端部分が皮膚の中に隠れ埋もれるように巻き込んでいる状態のことを言います。一見巻いてるように見えないのですが、側爪部の爪の端をたどると奥に入り込んでいます。

最も多い原因は、「深爪」です。悪化すると、化膿してしまうことがあります。悪化してからでは改善に時間がかかることがありますので、我慢せず、放置せずに早めの処置をおすすめします。

千葉巻き爪矯正院では、皮膚を切ったり、爪を剥がすなどの外科的な処置ではなく、自社開発の特殊プレートで医療行為より負担の少ない矯正をしております。巻き爪だけでなく、成長期のお子さんの陥入爪についても、お気軽に千葉巻き爪矯正院へご相談ください。


千葉巻き爪矯正院 柏院
《住所》〒277-0851千葉県柏市向原町1-20カーサ・アイ向原 1階B号室
《TEL》04-7170-4522
《営業時間》10:00~19:00
《定休日》水・木

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