靴が巻き爪を生む❘足のトラブルを防ぐ靴の選び方と履き方

靴の履き方を意識したことはございますか?間違えた靴の履き方をしていると、巻き爪や足のトラブルだけでなく膝や腰の痛みにもつながります。

毎日履く靴だからこそ、選び方・靴の履き方が重要です。

今回は、巻き爪や足のトラブルを防ぐための靴の履き方と選び方を詳しく見ていきましょう。

目次

靴選びのポイント

靴選びで最も大切なことは、締め具合が調整できる紐のついた靴であるということです。

そして運動靴、スニーカーであると更に良いです。

足先が細くなっているパンプス、ハイヒールや革靴は親指側から圧迫を受けるので親指が巻き爪になる人が多いです。

また、紐がない・ゆるい・窮屈な靴は非常に危険です。知らず知らずのうち歩く度に爪や足に負担を与えています。また、タコ・ウオノメなども靴環境が原因の1つにもなるのでサイズを間違えると巻き爪だけではなく様々なトラブルにも繋がります。

サイズの選び方としては、踵に足を合わせたときに足の長さよりも0.5cm~1cm大きく、足の幅がぴったりなものが適切なサイズとなります。

メーカーが同じであっても靴の種類が変わるとサイズ感も変わる場合があるので、靴は必ず試し履きしてから購入するようにしましょう。

靴の正しい履き方

良い靴を持っていても履き方が間違っていると巻き爪や足トラブルは防げません。

正しい靴の履き方を覚え、すぐに実践していきましょう。

✓靴の紐をすべて緩めます。

✓靴を履いてつま先を立て、踵を軽く地面に打ち付け踵を合わせます。その時にベロをまっすぐ整えます。

✓その状態でつま先の方からきつくなり過ぎない程度にしっかりと紐を締めていきます。

✓つま先をトントンと地面についても足が動かなければ完成です。

この履き方を実践してみると、「歩きやすくなり疲れにくくなった」「つまずきにくくなった」と歩く感覚が変わる人がほとんどです。

是非実践し体感してみてください。

インソールの効果

足に合わない靴を長い間履き続けることで、足に変形が起こります。変形し足裏に必要なアーチ構造が崩れると、今回ご紹介した正しい靴の選び方と履き方を実践しても効果を十分に感じられないこともあります。

そういった場合には当院で取り扱っているインソールを使用することをおすすめしています。巻き爪予防はもちろん、疲労軽減、運動能力の向上、足のトラブル予防といったたくさんのメリットがあります。

当院では巻き爪の矯正だけではなく、靴の履き方の指導や足に合わせたインソールの案内も行っています。ただ、巻き爪など進行している場合は靴やインソールでは治療にはなりませんので専門家に相談しましょう。まずはお気軽にご相談ください。

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