高齢者の巻き爪になる原因❘予防方法とケア方法
柏院では、巻き爪や陥入爪、肥厚爪や爪甲鉤彎症などの変形爪などの爪トラブルでお悩みの方がご相談に来られています。
今回は高齢者の巻き爪になる原因と、それに関する予防方法とケア方法を詳しく見ていきましょう。
高齢者も巻き爪になる可能性が高い
年齢を重ねていくと、爪や皮膚の水分量が少なくなり乾燥しやすくなります。
水分は爪にも含まれていますが、加齢により徐々に爪の水分も失われていきます。
その結果爪が収縮し、爪のアーチもきつくなることがあり巻き爪になる可能性が高くなります。
また、水分が少なくなることにより乾燥し爪は硬くなります。高齢者の場合、爪が硬くなる
ことにより爪切りが困難になる、割れやすくなるといったトラブルを引き起こすこともあります。
高齢者の巻き爪の原因
巻き爪になる原因はたくさんありますが、ここでは高齢者の巻き爪で最も多い原因を紹介します。
もともと爪は丸まっていく性質がありますが、歩行時に地面からの力が加わることで爪は平らになります。しかし、力が加わらない状態(歩かない、寝たきり、足の変形)が続くと爪はどんどん巻いていってしまいます。
他にも高齢者の場合、加齢により腰や膝を痛めている方が多くいらっしゃいます。それにより、痛みが出ると自然と痛みをかばう姿勢になり体重のバランスが崩れます。
その状態が長期間続くと、爪に影響が出て巻き爪になることがあります。
つまり寝たきり状態の方、車椅子の方など歩くことが少ない方、歩いているが痛む場所があり体重のバランスが崩れ正しい歩き方が出来なくなっている方が巻き爪になりやすく高齢者の中で多くみられます。
予防方法とケア方法
巻き爪の予防には正しい爪のケアを行うことが大切です。
高齢者の爪は硬くもろくなっているので、爪切りではなく爪ヤスリを使うのがオススメです。
爪の正しい長さは指先の皮膚の高さと同じくらいです。爪と平行になるようにヤスリを持ち、一方方向にヤスリ掛けし長さを整えます。爪の角は切り落とさず、ヤスリで少し整えてあげます。
上から見て爪が四角く、スクエアオフになっているのが理想で爪にとって負担の少ない状態になります。
足の爪は深爪になると巻き爪を引き起こしやすくなるので、適切な長さに維持することが大切です。
また、爪を伸ばしすぎると怪我の原因にもなるので伸ばしすぎは注意です。
爪は入浴時にしっかりと洗い清潔に保つ事も大切です。
爪切りを自分で行うのが難しく、爪が厚くなりすぎてしまっていてご家族でも対応できないケースがあります。千葉巻き爪矯正院柏院では、そういった爪切りにお悩みの患者さんが爪切りのみを受けに通院されることも珍しくありません。足の爪10本で2,200円(巻き爪矯正施術を受けたら1,100円)で対応します。