正しい足の爪の切り方とは?~巻き爪に悩む方必見、爪の切り方のコツ~

皆さんは足の爪切り、どのように行っていますか?

自然と伸びてくる爪、毎回切ってはいるけど、どんな風に切ったらよいのかわからない、と思われている方、意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか?

また、巻き爪に悩み、痛みが出ると爪の角を切って対処していたが気づけばもっと悪化して、どうしようもなくなってしまった、そんな話も当院でもよく耳にします。

足の爪は体を支えるためにもとても大切な体の一部です。毎回の爪切りを正しく行っていただくために、今回は爪切りの方法をお教えしていきます。


『目次』
・爪と周辺組織の名称
・正しい足の爪の切り方

爪と周辺組織の名称

爪には指先の保護をする大切な役割があります。

その他にも、指先にかかる力を受け止める役割も果たしていて、足の爪のその役割のおかげで私たちは立って体を支えたり、歩行することができています。

ここで、爪切りの方法をお話しする前に、爪とその周辺組織の名称、役割を少しお伝えしますね。

爪甲(そうこう)/ネイルプレート
硬いケラチンで生成された、いわゆる「爪」の部分。
爪床(そうしょう)/ネイルベッド
爪甲がのっている皮膚の部分。爪の土台となっています。
爪先(そうせん)/フリーエッジ
爪爪甲が伸び、爪床から離れた白い部分。爪切りの時はこの爪先の部分を切りますよね。
黄線(おうせん)/イエローライン
爪甲とフリーエッジの境目のライン状の部分。爪甲が爪床から離れないようにつないでいます。
爪下皮(そうかひ)/ハイポニキウム
イエローラインの部分にある角質。爪甲と爪床の間に雑菌が入り込むのを防ぐ役割があります。

正しい足の爪の切り方

ここから、爪の正しい切り方についていくつかのポイントをお伝えします。

爪の長さは皮膚の高さと同じになるように。

爪は短すぎると深爪になってしまい、より巻いてきてしまったり、皮膚に爪が食い込んで陥入爪(かんにゅうそう)になる危険があります。また、逆に長すぎても外部からの圧力を受けやすくなり、巻き爪の進行、肥厚の原因となりやすくなります。

指先の皮膚とちょうど同じ高さのところで長さは整えてください。

理想の形はスクエアオフ。

スクエアオフとは、先端と両サイドはまっすぐに、角はおとさず少し丸みをつける程度に整えた形です。

角をおとしてしまうと、その部分からより皮膚に食い込みやすくなり、より巻き爪を悪化させる要因となります。角のおとしすぎには、気を付けてくださいね。

紙やすりを使ってけずる。

お伝えした正しい長さ、形の爪の切り方に欠かせない道具、それは紙やすりです。

紙やすりを爪と垂直に当て、一方方向に削ることで、爪への負担も少なく理想の長さ、形に整えることができます。

爪切りを使って、フリーエッジの白い部分全てをバチバチッと切ってしまっている方、爪切りによる爪への負担軽減、巻き爪やその他の爪トラブルの予防のためにも是非このポイントを実践してくださいね。

常に深爪の状態を続けていくと、ネイルベッドが短くなっていき、それによって爪先の伸びがより気になり、また深爪をして、と繰り返していきます。それにより、気づけば爪が皮膚に陥入し、足指のトラブルを引き起こす、というケースも少なくありません

また、始めにも少し触れましたが、巻き爪により痛みが出た時に深く角を切り続けると、さらに爪が巻いてきてどうしようもなくなってしまった、ということにもなりえます。

正しい爪の切り方で、健康的な爪を維持していきましょう。


【東京巻き爪矯正院 池袋院】

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