「巻き爪ってどんな治療方法があるのかわらない」という方いらっしゃいますよね。
巻き爪の治療方法には主に【手術療法】と【保存療法】という2種類に分けられます。
今回は具体的にどういった方法があるのかお伝えしたいと思います。
手術療法
手術療法とは、「巻き爪の原因は爪母(爪が作られる爪の根元部分)に原因があり、巻いて生えてくる爪の爪母をなくしてしまえば、巻いた爪は生えてこない」という考え方に基づいて行われる治療方法です。
鬼塚法:内側に巻き込んだ爪と爪床(爪の下面が接している皮膚の部分)と爪母をメスで切り取る方法。
フェノール法:巻き込んだ部分の爪だけを切除し、不要な範囲の爪床や爪母をフェノールという薬品を染み込ませた綿棒で焼き、その部分の爪が生えてこなくする方法。
巻き爪の形を平らに戻す「矯正方法」に比べて短期間で治療は終わりますが爪の幅が狭くなる、術後の強い痛みやしばらく運動や入浴を控える必要があるなど日常生活に一定の制限がかかります。
また、再発することもあり爪が変形することもあります。
保存療法
保存療法は、皮膚の切開などせず痛みや出血がない場合が多い手術に変わる方法です。
種類は様々で代表的なものを紹介しましょう。
コットンパッキング:巻き爪を起こした爪の下にコットン(綿)を挟み込む方法です。
軽度の巻き爪であれば痛みの軽減に有効な方法になります。
ワイヤー矯正:
形状記憶合金のワイヤーの曲げても真っ直ぐ戻ろうとする力を利用した矯正方法です。つま先の白い部分に2か所穴をあけ、直線のワイヤーをその穴に通す方法や爪の両端にフック状のワイヤーを引っかけて左右のワイヤーを中心で締め上げる方法などがあります。
日常生活に制限はほぼありませんが、爪を伸ばす必要があったり爪の状態によっては、できないことがあります。さらに場合によっては爪が割れてしまうこともあります。
プレート矯正:
樹脂製などの形状記憶プレートを用いて行う矯正方法です。専用の接着剤で爪に直接貼り付けます。個人差がありますが、付けたその日に9割以上の方が痛みの軽減を実感しています。見た目にも目立たず、日常生活にほぼ支障がありません。
陥入爪のような短い爪や重度の巻き爪など、ほとんどの爪に対応できるのが特徴です。
ワイヤー矯正とプレート矯正どちらもですが、矯正を段階的にすすめていくので4~6週間毎くらいにワイヤーやプレートを新しく変える必要があります。爪の状態によりますが、爪が平らになるまで3か月~8か月程度の期間が必要になることがあります。
当院の矯正方法は自社開発のF/Tブレイス®を使用したプレート矯正です。
様々な巻き爪のお悩みに対応致します。巻き爪でお悩みでしたらまずは東京巻き爪矯正 赤羽院までご相談ください。
東京巻き爪矯正院 赤羽院
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