マニキュアやジェルネイルを塗りやすくしたり、剥がれるのを防ぐために行う「甘皮処理」ですが、やりすぎてしまうと重大なトラブルが起きてしまうのをご存じですか?
甘皮が伸びると爪の形が悪く見えて気になる、という方も多いですが甘皮には「爪と皮膚の間に細菌が入ることを防ぐ」という大事な役割があります。
隙間が出来るほど押し上げ過ぎてしまうと、細菌が入りやすくなるのはもちろん、皮膚が炎症を起こしてしまうこともあります。
新しく生えてくる爪がボコボコになってしまうこともあります。
甘皮処理と言えば近頃はセルフネイルを気軽に楽しむ方が増え、市販の甘皮ケアグッズも簡単に使えるものが多いですが、正しい使い方をしないと自爪まで削ってしまうなど、ダメージを受けてしまいます。
プロのネイリストは相当のトレーニングを積んでいるので力の加減やどこまでやっていいのかが分かりますが、繊細さが必要な部分だけに自己流ではなく、正しい知識を持って行うことが必要です。
また、はがれにくいということで普及しているジェルネイルですが、実は巻き爪になりやすいまで言われています。(ひとつの原因としての可能性)
ジェルは硬化すると縮む性質がある為、爪を巻き込んで圧縮してしまうからです。
足は爪の伸びが遅いので、より長持ちするようにと厚塗りしますが、それが余計に巻き込む原因となります。
爪は、立ったり歩いたりする際に地面から受ける力に反発することで身体を支えるという役割を果たす為、本来巻きやすい性質をもっています。
身体の全体重を支えられるよう、足の爪は特にその傾向が強いです。
巻いていく爪に対して、歩くことで下から力が加わり程良く調和が取れていたものが、ジェルで固めてしまうと爪はどんどん巻いていってしまいます。
常にジェルをつけたままの状態では、トラブルに気づきにくいということもあります。
巻き爪がある程度進行していると自力で戻る事はほぼなくなってしまうためどんどん悪化を辿ってしまう結果になってしまいます。
そのため、巻き爪矯正をしその調和が取れる適正角度まで元に戻したりする必要があるわけです。
またジェルネイルが原因で巻く(ひとつの可能性として)事を防ぐ為には、オフしたら1ヶ月くらいの素爪のお休み期間を設けてあげる事も対策にはなるかと思います。
東京巻き爪矯正院 赤羽院
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