こんにちは、港区東京巻き爪矯正院六本木院です。
皆さんはご自身の爪の状態をしっかりチェックしていますか？体の中でも小さい部分であり、なかなか爪の状態まで意識している、という方は少ないかもしれません。しかし、爪は「健康のバロメーター」と言われるほど、体の健康状態や、体調の変化が表れやすい部分です。そのため、爪のセルフチェックは非常に大切です。今回は、爪のセルフチェックの為に知っておきたい爪の知識についてお話していきます。
爪の変化と原因
爪に現れる変化はいろいろなケースがありますが、特に多いものをその原因とともに紹介していきます。
１本や数本の爪に横筋ができる場合
爪の根元の皮膚部分には、爪を作る組織である爪母（そうぼ）があります。この爪母が外部からのダメージを受けると、その時期に作られた爪が伸びてきた時に横筋ができることがあります。例として、爪を噛む、爪を挟むなどの他、足の爪の場合は靴が爪母を圧迫している場合にも横筋が表れることがあります。横筋が爪表面に現れることもあれば、亀裂のような深い筋が入り爪の段ができてしまう場合もあるので要注意です。
また、爪母への血流が悪くなっている場合にも表れることがあります。血流悪化の原因は、睡眠不足、精神的ストレス、高熱などによる肉体的ストレスなどが考えられます。
全ての爪に横筋が１本入っている場合
この場合は「ボー線条」と呼ばれる現象であり、糖尿病、発熱性疾患、感染症が原因である可能性があります。亜鉛欠乏症や、出産、薬剤の投与の影響による場合もあります。
縦筋の１番の原因は乾燥です。また、加齢も原因の１つであり、年齢を重ねるにつれて縦筋が深く、目立つようになることが多いです。病気などの原因は考えにくい症状ではありますが、縦筋が深くなると、爪の縦割れの原因となります。縦割れは進行すると爪の根元の方に向かってどんどん割れていってしまうこともあるので注意してください。
横筋と同様、外部からのダメージや精神的、肉体的ストレスにより爪母が影響を受けてしまった場合に爪表面に凹凸ができることがあります。爪母の部分をよく触る癖がある、足の爪母が慢性的に靴からの圧を受けている、そのような場合に特によく現れます。
爪表面がぼこぼことした形の場合は、手湿疹やカンジダ菌の感染が原因である場合もあります。また、爪表面に小さく点状の凹凸がみられる症状は「点状陥凹（てんじょうかんおう）」と呼ばれ、ストレスによる免疫異常が原因となり多くの場合、乾癬や円形脱毛症と併発します。
乾燥による爪の水分量の低下、鉄欠乏性貧血等の栄養不足が原因となり、爪の層が２枚に分かれてしまうことがあります。また、爪切りで爪を挟んで切るなど、大きな力を与えることにより悪化します。爪が欠ける、割れる、なども同じ原因が考えられます。
健康な爪を維持するための対策
ここまで様々な爪症状と原因について紹介しましたが、セルフチェックをしてこれらの症状に気づいたら、その原因に合わせてできる対策をしていくことが非常に重要となります。主な対策を続けて紹介していきます。
肌の保湿と同様、爪もこまめに保湿を行い、乾燥を防ぐことが大切です。ネイルオイルやクリームを塗る場合には、爪表面ではなく、爪母の部分をしっかりと保湿するようにすることがポイントです。
紐付きのスニーカーが最も爪への負担が少なく、紐を下から締めなおし、足の甲の部分を固定して履くことにより、靴からの爪母へのダメージが軽減されます。
栄養素の不足やバランスの偏りを見直すことも大切です。
爪を挟んで切る爪切りの使用は爪への負担が大きくなります。正しい爪切りの仕方を知り、爪症状の悪化を防ぎましょう。
セルフチェックの重要性
今回ご紹介した爪に現れる変化は、ご自身の対策により改善されることもある事例です。ですがここで大切なのは、その変化がより進んだ時に、痛みや違和感、更には専門院での長期的な施術が必要となるなどのケースに悪化してしまう可能性もあるということを知っておくことです。
例えば、
横筋が亀裂になり爪が割れ、深爪になったことにより陥入爪の危険性が高まる
乾燥が進み、それが原因で爪の巻きが強くなる
爪の凹凸を長年放置したため変形爪に発展してしまう
など、早めの対策をしていれば、と後悔される方も少なくありません。日頃のセルフチェックを大切にし、ご自身の爪の状態を知り、変化に悩みがあれば早めの専門院への相談をお勧めします。
港区東京巻き爪矯正院六本木院では、その方それぞれの爪の悩みに対し、当院でできる最善の施術を行うのはもちろん、最適なセルフケアの仕方の提案も行っています。少しでも爪の変化にお悩みの方は是非ご相談ください。
港区六本木院の他、東京エリアには池袋・赤羽・練馬・中野院もございます。
