爪が割れやすい方の中には、巻き爪に悩んでいる方も少なくありません。
この二つはまったく別のトラブルに見えますが、実はつながりがあるのです。
今回は、割れ爪と巻き爪の関係、そして予防のポイントについてご紹介します。
■爪の構造と成分
爪は、表皮の細胞が変化してできたもので、髪の毛と同じ「ケラチン」というたんぱく質が主成分です。硬さがあるため、カルシウムでできていると思われがちですが、実際には違います。
また、爪は一枚の板のように見えて、実は3層構造になっており、10〜15%ほどの水分を含んでいます。
この水分量が保たれていることで、しなやかさや強さが維持されています。

■爪が割れる原因
爪が割れる原因は人それぞれですが、大きく分けると「外的要因」と「内的要因」があります。
こうした要因が重なることで、爪は弱くなり、割れやすくなります。
■乾燥による水分不足
肌と同じように、爪にも水分と油分のバランスが大切です。
水分が不足すると、爪は割れやすくなったり、縦筋が目立ちやすくなったりします。
また、爪を作る細胞は根元にある「爪母(そうぼ)」という部分にあります。
この周辺が乾燥したり、皮膚トラブルが起きたりすると、爪の成長にも影響が出ることがあります。
乾燥しやすい季節は、キューティクルオイルなどで爪まわりをしっかり保湿することが大切です。

■爪や指先への外的負荷
パンプスやヒールなど、先端の細い靴が爪に負担をかけやすいことはイメージしやすいと思います。
しかし、スニーカーでも安心とは限りません。
靴ひもをしっかり結ばず緩い状態のまま歩いていると、靴の中で足が動き、知らないうちに爪へダメージを与えてしまうことがあります。
靴は形だけでなく、足に合った靴を選び、正しく履くことが大切です。
また、外的な負荷が生まれる原因として、足の骨格バランスの崩れも考えられます。
たとえば、外反母趾・内反小趾・浮き指・偏平足などです。
こうした状態では足本来の機能が低下し、歩行時に足指や爪へ余計な負担がかかりやすくなります。
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■割れやすい爪や脆い爪は巻き爪の前兆か
爪は本来、爪の土台である「爪床(そうしょう)」に支えられながら、平らに伸びていきます。
ところが、割れやすい爪や脆い爪になると、爪本来の構造バランスが崩れ、土台との密着が弱くなることがあります。
すると支えを失った爪は、横からの力に負けて内側へ曲がりやすくなり、巻き爪につながることがあります。
そのため、割れ爪や脆い爪を放置しないことも大切です。
■今日からできる予防方法
・爪を清潔に保ち、保湿を習慣にする
・深爪を避け、適切な長さを保つ
・足に合った靴を選び、正しく履く
・歩き方や姿勢を見直す
・栄養バランスの良い食事を意識する
毎日の小さな積み重ねが、健康な爪づくりにつながります。
■爪のお悩みはお気軽にご相談ください
また、正しい靴の履き方や日常で気をつけたいポイントもお伝えしています。
気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

