暖かい日が続き過ごしやすい季節になると、様々な場所に外出したい気持ちになってきますよね。
旅行や遠くへ外出となると考えずにはいられないのが 、普段の生活よりも多く歩くことになるだろう。ということではないでしょうか。
人間にとって「歩く」ことは健康に生きていく上で切っても切り離せません。
「歩く」ことによって得られる効果や効用は多種多様あり、ストレス解消や食欲増進といった短期的に効果が得られるものから、体脂肪の低下や生活習慣病の予防といった長期的な効果を得られるものまで幅広くあり、また健康面以外にもまだまだ多くあります。
ではたくさん歩ける健康な人が巻き爪になり、足の指先に痛みを感じたらどうなるでしょうか
巻き爪と健康寿命の関係
巻き爪の痛みは人それぞれですが、当院に来院される患者様の中には痛みが強すぎて体重をかけることが出来ずに指を浮かせるように歩いていたり、何かが触れると痛いので冬でもサンダルで過ごしているといった強烈な痛みを感じていた方も多くいます。
歩く度に痛みがあれば必然的に歩く頻度は減っていき、痛みを庇って歩き方が変わるので体が歪み、歩かないことで爪もより巻きやすくなったりと様々な弊害が起こることは容易に想像できると思います。
たかが巻き爪と思っていたら大間違い。巻き爪を予防することと健康寿命を延ばすことは深い繋がりがあるのです。
巻き爪予防になる靴の選び方
では巻き爪にならない為には何に気をつけたら良いのでしょうか。
予防方法は多くありますが、今回は巻き爪にならないための靴選びと正しい靴の履き方に焦点を当ててお伝えしていきたいと思います。
選び方
靴を選ぶ上で大事なことは、自分の足に合う靴を履く事です。
足のサイズに合っているのはもちろん、自分のつま先の形のタイプ(エジプト型・ギリシャ型・スクエア型)に合っているかどうかも確認する必要があるでしょう。
サイズに関しても今までの経験上で選ぶのではなく、今一度自分の足のサイズをしっかりと測りましょう。
測るのは足長(そくちょう)・足幅(そくふく)・足囲(そくい)の3つです。
足長・・・かかとの中心から足の人差し指(第2趾)を結ぶ線を基準に、一番長い指の端までの縦の長さ
足幅・・・親指(母趾)と小指(小趾)の付け根の最も骨が張り出している部分を結んだ横の幅
足囲・・・親指(母趾)と小指(小趾)の付け根の最も骨が張り出している部分の足の甲側までを含んだ周囲の長さ
この3つのサイズを知る事で自分の足に合った靴選びができます。
最近ではインターネット上にもサイズを測るフォーマットやサイズチャートがいくつもあります。
自分は幅広だと思い込んで幅の広すぎる靴を履いている人も巻き爪になりやすいので要注意です。
その他に靴を選ぶ際の重要なポイントは下記の通りです。
・紐などで足の甲の部分をしっかり押さえられる構造かどうか
・履いた時に指先が靴の中で当たらない空間が0.5㎝~1㎝(捨て寸)あるか
・指の付け根部分は曲がりやすい構造で踵(かかと)の部分はしっかりした作りになっているか
・インソールが足裏にフィットしているか
インソールに関しては足裏のアーチにしっかりフィットするものを後から入れることもできます。
履き方
たとえ自分の足に合う靴を選べていたとしても、履き方が間違っている方がとても多く見受けられます。
せっかくの自分に「合う靴」が「合わない靴」になってしまうのです。これはとても勿体ないことだと思います。
正しい靴の履き方はこちらの動画で確認して下さい。
脱ぎ履きする度に紐を締め直す事が習慣になっていない方は、少し努力が必要かもしれません。
ですがこの少しの努力が巻き爪の予防や、すでに巻いている爪を悪化させないためには必要なことなのです。
最後に
東京巻き爪矯正院 国立院ではご自身が普段履いている靴のチェックや履き方の指導、インソールの販売も行っています。
爪のお悩みはもちろん、靴や足に関することでもご相談下さい。お待ちしております。
【東京巻き爪矯正院 国立院】
国立駅 南口から徒歩 2 分。
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東京都国立市中1-9-4国立ビル一橋ハイム 307
[予約電話番号]03-6824-5286
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