歩く時の姿勢は足にとってとても大切なことです。歩く姿勢が悪いことで足指に負荷がかかり、巻き爪や外反母趾、扁平足等のトラブルに繋がります。常に正しい歩く時の姿勢を意識していきましょう。自分で自分の歩く時の姿勢をチェックするのは難しいので、普段履く靴底を見て減り方をチェックしてみましょう。
靴底の減り方をチェック
◆正しい減り方
左右の足ともバランスよく、かかとの外側が少し減っている状態。
◆左右非対称
重心が偏っている、脚の長さが違うなどの状態
◆かかと全体
指先の方に体重移動ができていない状態
◆外側だけ
重心を全体で衝撃吸収できていない状態
◆内側だけ
足首から内側に倒れている可能性があり、回内足(足首が外側に倒れている状態)の状態
かかと部分の外側が左右均等にバランスよく減っていれば問題ありません。体重移動が上手に行われているということです。しかし、明らかに偏った減り方をしていたら体に負荷がかかっている、もしくは歩き方に問題があるということになります。
より詳しく足の状態を知りたいときは、フットプリントを取ってみることをおすすめします。足の指の付き方や、土踏まずや横のアーチや足裏の着地バランスなどが分かり、歩き方の修正やインソールを使っての補正の必要性などを知ることができます。
足全体を使って歩くことはとても大切なことですが、外反母趾や内反小趾、扁平足など何らかの障害があると同時にそこも正していかなければなりません。
まずは自分の足の状態を知り、足のバランスを整えた上で正しい歩き方をしていきましょう。
正しい歩き方
かかとから着地する
→足裏の一番かかと側をやさしく地面に着ける。
足裏全体を着地
→かかとから足の中央、指先へ重心が移動するイメージで接地させる。
足の指でしっかりと地面をとらえた踏み込みをして、反対の足の動作へ
→すべての指を使う。足首をしっかり反らして、つま先を少し高くすることを意識する。
バランスの良い靴底の減り方にするために必要なこと
◆自分の足に合った靴を履く
まず、実際に自分の足を計測してみましょう。正確なサイズを知ることが靴選びの一番の大事なポイントです。大きすぎる靴や小さい靴は足にも爪にも負荷がかかります。適切なサイズ選びがとても重要です。
◆靴紐をしっかり結ぶ
せっかく適切なサイズの靴を履いていてもすぐに脱ぎ履きできる状態では意味がありません。かかとをヒールカップに合わせて靴紐をしっかり結びましょう。足をきちんと固定し、靴の中で足が動かないようにすることで巻き爪や足のトラブルは軽減できます。
◆インソールを入れる
足には横アーチと縦アーチ(土踏まず)があります。このアーチが崩れることにより巻き爪や外反母趾などの足のトラブルがおこります。インソールは崩れたアーチのサポートと足の指が地面に付き、踏み込みやすくする役割があります。インソール選びする際は、アーチをサポートするものを選びましょう。
埼玉巻き爪矯正院長【越谷院】では正しい靴選びの指導やインソールの試着することもできます。間違った知識による巻き爪や足の変形トラブルにならないためにも、私達足のプロにご相談ください。
【越谷院】埼玉県越谷市南越谷1-6-96フォレストM 1F
新越谷・南越谷駅から徒歩6分・蒲生駅から徒歩8分
定休日:水曜日、木曜日
営業時間:10:00~19:00
電話番号:048-918-4997