こんにちは、港区東京巻き爪矯正院六本木院です。
爪に関する悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。中でも、「爪が薄いことが悩みです」「元々爪が薄いけど、どうしてなのでしょう」との声を当院でもよく耳にします。
今回は、爪が薄いことが悩み、という方にその原因と巻き爪との関係性についてお話していきます。
薄い爪(弱い爪)の原因
爪が薄い原因として、先天的な要因と後天的な要因があります。
生まれつき髪の毛が細い人、太くて強い人、皮膚が薄く弱い人、強い人、など個人差があるように、爪にも元々の体質で薄く弱い人がいらっしゃいます。その原因は遺伝の可能性もありますが、爪や髪、皮膚に必要なたんぱく質、ビタミン類を吸収しにくい体質、または吸収されてもうまく使われにくい体質、である場合は爪が薄く弱い質になりやすい傾向があります。
または、先天性角化異常症などの病気である場合が原因として挙げられます。その病気が爪を作る組織である爪母(ネイルマトリクス)に影響を及ぼし爪が薄くなる原因となります。
爪の薄さでお悩みの方は、その多くが先天的要因よりも後天的要因の方が影響していると考えられます。
栄養不足
丈夫で健康な爪を作るためには、欠かせない栄養素がいくつかあります。過度な食事制限や偏食により摂取する栄養素が偏ってしまうと、爪に必要な栄養のバランスが崩れ爪は薄く弱くなってしまいます。加齢により栄養素の吸収機能が低下してしまうこともその原因の1つとなります。
貧血
先ほどの栄養不足にも繋がりますが、貧血の場合、爪を生成するために必要な酸素の量が体内で減少します。その為、貧血は薄い爪の大きな原因となりえます。
乾燥
爪の乾燥も、薄くなってしまう原因の一つといえます。家事での水仕事や、ネイルでのリムーバーの過度な使用により爪が乾燥することがありますので注意が必要です。
薄い爪は巻き爪になりやすい
爪自体は元々自然と巻く特徴がありますが、私たちが立ったり歩行したりすることで、足指に地面からの圧力がかかり、その圧力を爪が受け止めることにより爪自体の安全な角度を保っています。しかし、爪が薄い場合、柔軟性が出てしまうので、足指の裏面にうまく力がかからなくなります。それにより爪がより巻きやすくなってしまうのです。
また、薄くて弱い爪は少しの衝撃でも非常に割れやすくなっています。割れや欠けが原因となり深爪の状態になってしまうと、短くなった角が皮膚に食い込みやすく、巻きが強くなったり痛みや炎症を引き起こしやすくなります。
健康な爪を維持するために
先ほどお伝えしたように爪の薄さ、弱さは後天的なものが原因の場合がより多くなります。巻き爪予防のためにも、健康な爪を作り、維持していく為に意識していただきたいポイントをお伝えします。
爪の主な成分であるタンパク質、健康な爪には欠かせないその他の栄養素をバランスよく摂取することがとても大切です。バランスの偏った食事や、ダイエットなどの過度な食事制限は、爪の質まで変えてしまう恐れがあります。しっかりとバランスの取れた食事を心がけるようにしてください。
爪母は爪が作られる組織であり、爪の根元の皮膚の部分にあります。ネイルオイルやクリームを塗って保湿する際には、爪の表面よりも爪母の部分を意識し保湿することが大切です。
爪の薄さや弱さにお悩みの方は是非実践してみてくださいね。
港区東京巻き爪矯正院六本木院では、巻き爪の矯正はもちろん、その方それぞれのお悩みに合わせたアドバイスも行っております。爪の悩みをお持ちの方は是非一度ご相談にいらしてください。
港区六本木院の他、東京エリアには池袋・赤羽・練馬・中野院もございます。