こんにちは、東京港区の巻き爪矯正院六本木院です。
皆さんは爪の役割について知っていますか?巻き爪をはじめとする爪トラブルにお悩みの方は「なぜ爪があるのか?」「爪がなければもっと快適に過ごせるのに」と考えたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、爪にはもちろん大切な役割があり、私たちにとって欠かせないものなのです。今回はそんな爪の役割についてお話していきます。
爪が必要な理由は?
私たちの体は骨によって支えられ、もちろん指にも骨があります。しかし、指の骨は実は先端まで到達していません。骨が到達していない指先の部分は皮膚だけの状態になっています。そんな指先に爪が存在し骨の補助の役割を担ってくれているのです。
手の爪は指先にかかる力を受け止めることで、物をつかんだり、つかむ力を調節したりするための役割を果たしています。また、足の爪は地面からの圧力を受け止め、私たちが立ったり歩行したりするための役割を果たしているのです。
指先の腹の部分は厚い皮膚に覆われていますが、指の背面の皮膚は非常に薄く傷つきやすくなっています。指の触覚は大変敏感で、もし傷ついてしまうと大変です。そのため、そんな薄くて敏感な指の背面に爪が存在し、指先を保護してくれています。
私たちは足裏を使い体を支えていますが、そのためには足裏の指先、付け根、かかとの3点のバランスを保つことがとても重要です。もしも足指の先に爪がなければ、指先に力を入れることができず、この3点のバランスが崩れ転倒してしまう恐れがあります。また、初めにお話しした役割にも繋がりますが、爪には、かかる圧力を感知して体の重心をコントロールしてくれる機能(メカノレセプター)があります。
爪トラブルが起こるとどうなるのか?
爪の役割についてお伝えしましたが、爪がなければ私たちは物を掴むことも、立って歩くこともできなくなってしまう、ということがおわかりいただけましたか?
ここでさらにお伝えしたいことは、存在していればその爪がどんな状態でも、爪の機能を発揮できる、というわけではないということです。
例えば巻き爪により、端が巻いた爪は地面からの圧力を受けられる面積も減り、爪としての機能を十分に発揮できなくなってしまいます。もしも痛みがなくても、受ける圧力が変わればうまく体を支えられず、ひざや腰、股関節の痛みなど体全体の不調につながってしまうことも少なくありません。長年の腰痛は、実は巻き爪が原因だった、なんてこともあるのです。
また、深爪による陥入爪の場合、指先の皮膚の部分は爪によって守られず、骨の補助の役割も果たせなくなるため、うまく指先に力を入れられなくなります。さらに痛みを伴えば、しっかりと指先に力をかけられなくなります。爪を適切な長さと形に保つことも、爪の機能を活かすためには必要です。深爪にしていると、スポーツのパフォーマンスが下がる、という可能性もあります。
爪の役割をしっかりと活かすために
私たちの生活には爪は必要不可欠であり、更に適切な爪の長さ、形、厚みであることが大切です。ご自身の爪の状態をチェックして、健康な爪で健康生活を送りましょう。
少しでも爪トラブルにお悩みの方は、お気軽に港区の東京巻き爪矯正六本木院にご相談くださいね。
港区六本木院の他、東京エリアには池袋・赤羽・練馬・中野院もございます。