陥入爪って何?巻き爪とは違う?~その違いとセルフケア~

こんにちは、港区東京巻き爪矯正院六本木院です。

皆さんは「陥入爪(かんにゅうそう)」という言葉を聞いたことはありますか?当院に来院される方からも「ネットで自分の爪の症状を調べたら陥入爪と出てきたのだけど、巻き爪ではないのですか?」と質問を受けることもあります。

今回は陥入爪と巻き爪の違い、原因についてお話していきます。

目次

巻き爪と陥入爪

巻き爪

その文字の通り、爪の端が内側に巻くように曲がっている状態の爪を「巻き爪」と呼びますが、医学的には湾曲爪と呼ばれます。足の親指が巻き爪になるケースが多いですが、他の指の爪や、手の爪で生じる場合もあります。

爪の両側が巻くパターンもあれば、片側だけが「つ」の字、「の」の字のように巻くパターンもあり、ストロー状に丸まったり、爪の端だけホチキスのようにカクっと曲がったり、その曲がり方はその方によって様々です。

陥入爪

陥入爪は、巻き爪の一種ではありますが、爪の端や角が皮膚に刺さり込んでいる状態の爪のことを指します。爪の端や角が皮膚に埋もれているのでそこまでひどい状態に見えないこともありますが、実際にはその部分が皮膚に刺さりこんでいるため、痛みや炎症を伴うケースの多い症状です。悪化すると、化膿や肉芽を伴うことも少なくありません。

痛みのある部分をご自身でさらに切り込み、悪循環に陥っている、そんな方も多くいらっしゃいます。

巻き爪が原因となり陥入爪になってしまうこともあれば、ほんの軽度の巻き、または巻き爪ではなくても陥入爪になっている、そんなこともあります。爪が皮膚に埋もれると、どんな爪でも陥入爪になり得ます。

陥入爪の原因

深爪

陥入爪の大きな原因は深爪です。

巻き爪の違和感から爪の角を慢性的に切り込んでいる方、爪先の白い部分が残っていると気になるからと言ってその全てを切ってしまっている方、爪をむしる癖のある方は注意してください。

深爪になると、爪の端や角がどんどん皮膚に埋もれ刺さりこんでいきます。

爪の長さは皮膚と同じ高さになるように、上から見たときに四角い形で、角に丸みをつけるくらいのスクエアオフの形が理想です。爪切りは爪への負担も大きく、爪の角を切り込みやすいのでしっかり削れる紙のやすりを使用するのがベストです。

サイズの合わない靴環境

靴のサイズが小さすぎると、足の指がきつく圧迫されます。また、逆にゆるすぎると靴の中で足が動きやすくなり、その分指が靴からの影響を受けやすくなります。どちらの状態でも、指の皮膚が爪に寄っていきやすい環境の為、爪がより皮膚に食い込みやすくなります。靴のサイズは小さすぎても大きすぎても足や爪にとっては良くない環境といえます。

足に最も負担の少ない靴は、紐付きのスニーカーです。靴を選ぶ時には、踵をトントンと合わせてから、指先から靴の先が0.5~1cmのサイズのものを選びましょう。この時長さだけではなく、幅もご自身の足のサイズにぴったり合っているか確認してください。そして、靴ひもを下からしっかり締め直し、足の甲の部分をしっかりと固定して履くのがポイントです。

陥入爪の悩みは専門院に相談

これまで陥入爪の原因、ご自身で予防の為に気を付けていただきたいポイントも含めお話してきました。

しかし、もうすでに爪の角を切りすぎてしまっている方、常に深爪でいざ爪を伸ばそうとすると痛みが出てしまう方、そんな方は早めに専門院で見てもらうことをお勧めします。皮膚に食い込んでしまって伸ばすに伸ばせない、そんな爪も矯正をすることでより皮膚への負担も痛みも少なく、安心して伸ばしていける、そのようなケースも多数あります。

港区東京巻き爪矯正院では、陥入爪への施術を行っているのはもちろん、その方それぞれに合わせたアドバイス、再発予防の為の環境見直しも一緒に行っていきます。もし、少しでも陥入爪をはじめとする爪のトラブルにお悩みの方は一度ご相談にいらしてください。

港区六本木院の他、東京エリアには池袋・赤羽・練馬・中野院もございます。

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