こんにちは港区東京巻き爪矯正院六本木院です。
多くの方が抱える巻き爪の悩み。当院には年齢、性別問わず様々な方にご来院頂きますが、その中にはお子様もいらっしゃいます。その事実をお伝えすると、驚かれる方も多いのですが、お子様でも巻き爪の悩みをお持ちの方は少なくありません。今回は、そんな子どもの巻き爪についてお話していきます。
子どもの巻き爪
「巻き爪」というと、ハイヒールや加齢による爪の変化を原因として考えられる方が多く、女性や高齢者がなるもの、というイメージが強いかもしれません。しかし、巻き爪になる原因はそれだけではなく様々なものがあります。当然のことながら、大人も子どもも足の爪があり、靴を履いて、足を使い歩行します。子どもの爪でも、巻き爪になる原因があれば、巻き爪や陥入爪になってしまう可能性は低くありません。
さらに、子どもの爪は大人の爪よりも薄いため、鋭利な刃物のように皮膚に刺さりやすく、化膿や肉芽を伴いやすいため注意が必要です。
子どもの巻き爪の原因1:靴
子どもの巻き爪の最も多い原因として考えられるのは靴環境です。爪は靴からの負荷を受けることにより巻いてきます。
子どもは足の成長も早く、短期間でどんどん大きくなっていきます。買い替えが面倒だからと大きめのサイズを購入している親御さんも多いのではないでしょうか?逆にもう靴が小さくなっているのに、本人が気にしておらず、そのことに親御さんが気づくのが遅くなってしまう、そんな話もよく耳にします。
靴が大きすぎると、靴の中で足が動いたり滑ったりしやすく、指先にも負荷がかかります。また、靴が小さすぎると、足や指先を圧迫し巻き爪を起こしやすい環境となってしまいます。子どもの爪は薄く、水分を多く含み柔らかいため、外部からの衝撃や圧迫による影響をより受けやすくなります。そのため、靴のサイズはとても重要です。
靴のサイズは、足を入れてかかとをトントンと合わせ、指先から靴の先の空間が1~0.5cmのものが最適です。また、長さだけでなく幅もしっかりと確認し、靴幅と足の幅がぴったり合うものを選びましょう。そして甲の部分がしっかりと固定できるものを選ぶようにしてください。紐付きのスニーカーが最適ですが、年齢に合わせマジックテープの場合はしっかりとしめて履くように心がけてください。
子どもの巻き爪の原因2:爪切り
続いて子どもの巻き爪の原因として多いものが誤った爪切りの仕方です。
常に深爪に爪切りをする癖がついている、むしり癖がついている、そんなお子さんも多くいらっしゃいます。常に深爪の状態が続くと陥入爪になりやすく、爪の端が皮膚に食い込み痛みや炎症を起こす危険性が高まります。
爪を挟んで切るタイプの爪切りは、切りすぎに繋がりやすく爪への負担も大きいため、紙のやすりを使用します。皮膚と同じ高さが適切な長さの目安となり、上から見た時に四角い形で少し角に丸みを付ける程度のスクエアオフの形が理想です。
将来のためにも今できる対策を
体が作られる大切な時期の巻き爪の悪化は体にも影響が及びます。巻き爪により正しく足裏に力がかけられなかったり、巻き爪の痛みをかばうように歩く癖がついてしまうと、体にゆがみが生じる可能性もあります。体のゆがみは頭痛などその他の不調を引き起こす原因ともなります。
体にゆがみが出てから、正しいバランスに戻すことはとても大変です。
まだ子どもだから、と油断せず、巻き爪の原因となりうる点に注意し、もしも少しでも爪に違和感や痛みがある場合はお早めにご相談ください。
港区東京巻き爪矯正院六本木院では、巻き爪や陥入爪の矯正はもちろん、靴の履き方、爪切りの仕方の直接指導、また足裏アーチを支えるインソールのご紹介まで行っております。お子さまの巻き爪でお悩みの方、是非ご相談ください。
港区六本木院の他、東京エリアには池袋・赤羽・練馬・中野院もございます。