患者さんがはじめに悩む「どこへ行ったらいいのか?」について
ブログ記事にも目を通していただきありがとうございます。全国展開する我々巻き爪矯正院は港区の六本木院も開院し、今では40院を超えました。
巻き爪矯正院グループに来院された患者さんにヒアリングすると、巻き爪はどこで診てもらうべきか、病院か迷ったという人が多いです。病院の中で何科か?までも絞ろうとするととても頭を悩ませます。今回は巻き爪矯正院と病院の違いについてまとめました。
さっそくずばりな回答をすると専門の矯正院が良いと断言します。病院を否定するわけではないことはご理解ください。理由もお伝えします。まずは比較表をご覧ください。
専門の矯正院 | 病院 | |
処置内容 | 爪を矯正し皮膚の食い込みを軽減 | 爪を切る、薬剤(抗生物質)、手術 |
痛みを感じやすいか | 切開がないので痛みが出にくい | 手術(麻酔注射)が痛い |
料金 | 医療保険適用外 | 保険適用 |
再発リスクを軽減できるか | 説明・案内を重視する | 不明 |
初回だけで痛みを軽減できるか | ほとんどの場合で可能 | 時間がかかる |
病院は基本的に対症療法です。対症療法とは原因から生じた現状の問題点に対して治療を施すこと、つまり巻き爪が原因で生じた皮膚の痛みに対して治療を行うことです。爪を切ること、薬を使うことは皮膚の”痛み”に対して行うので対症療法と言えます。
ただし対症療法だけでは巻き爪という根本原因は残されたままになってしまうので、痛みの再発のリスクは残されたままになります。矯正院では原因である巻き爪を改善させることを目的とし、結果的に痛みも軽減されます。
治すという言葉の意味は対症療法として使われ、直すの意味は原因療法として使われます。我々は巻き爪を治さず直しているということです。この”直す”がとっても大事。
ここで手術を引き合いに出しますが、手術方法にはフェノール法が多いです。フェノール法とは、湾曲している範囲の切除と、皮膚を切開し爪母(そうぼ)という爪を作る根元まで除去する方法です。爪を生えなくさせることで根本解決を狙った方法と言えます。手術は矯正法と比較すれば即効性はあります。手術が1回で終わるのに対し、矯正は3~5回程度通院しそれぞれの通院の間隔は1か月程度置くからです。
ただし手術は痛みの面からおすすめできません。指先は神経が集中している箇所のため、痛みが出れば無視できないくらい鋭い痛みが走ります。そこにまず打つ麻酔が相当な評判です。術後もしばらく痛みは続きますし、二次的な炎症などないか確認での通院が必要です。
痛みを乗り越え、結果としてしばらくは安心できるでしょう。しかし巻き爪には再発リスクがあるとはっきり申し上げます。靴や生活・運動習慣、そもそもの足の骨格問題など多岐に渡ります。これらを見直し改善されなければ、手術したとてまた巻くのです。爪は人体に必要な部位です。踏ん張ること、バランスを保つこと、当たり前に歩くために大切です。手術を受ければそんな大切な爪を失うことになります。
爪をちゃんと残すこと。そのために矯正法が存在し必要とされることがご理解いただけましたでしょうか。
巻き爪は再発リスクが必ず付きまといます。説明、改善アドバイスをもらうには専門院を選ぶべき。
断然専門院がおすすめ
直すには矯正法を受けることになりますが、実は病院でも行っています。ただし病院だからといって医療保険が適用にはなりません。都度の料金には専門院と病院に大きな違いはありません。しかし最終的な総額はかなり差が出てくるでしょう。
専門の矯正院では巻き爪に特化する分経験数が多く、爪の特徴をよく理解した施術者が対応してくれます。腕の違いがはっきり表れるため都度の効果が目に見え、最終的な通院回数を少なく終えられます。そのため総額が変わってくるということです。
今では巻き爪矯正を始める場所が増えてきました。整骨院やネイルサロンなどでも副業的にやられるケースが目立っています。もしかしたら安価に提供しているかもしれませんが総額がどうなるか。専門であるか、実績はあるか、というのは選ぶ指標として念頭に置いていただくのが良いと考えます。
技術的に矯正効果を出すのは当たり前、大切なのはその先にあります。患者様の人柄・習慣・生活背景を理解した上で再発予防のアドバイスを徹底し、健康寿命を延ばしQOLを高めるお手伝いをする。それが我々の見据える先です。
皆様のご予約お待ちしております。
港区六本木院の他、東京エリアには池袋・赤羽・練馬・中野院もございます。