陥入爪は深爪が原因です
陥入爪は深爪が主な原因です。痛みを取ろうとさらに爪を切り込むことは症状を悪化させる悪循環となります。痛みが出たら早期の矯正が改善の近道です。
陥入爪は皮膚に爪が食い込んだ状態で、痛みが伴いやすく、出血や化膿といった皮膚症状が起こりやすい爪トラブルです。原因が深爪であることからケガで爪が短くなったり、癖でむしってしまったりして10歳以下のお子さんでもこの症状に悩む割合が多くなる傾向にあります。
一度爪が短くなれば、元々爪が正常にあった位置まで皮膚が盛り上がって浸食してしまいます。これにより爪の伸びが遮られ、爪が伸びては皮膚に刺さり痛みが伴う→切ってさらに深爪にする→痛む→…これを何度も繰り返してしまいます。陥入爪矯正を行えば皮膚に埋まった爪が顔を出し、安全に爪を伸ばすことが可能です。
写真のように深爪は周りの皮膚に埋もれてしまっています。少し伸びれば皮膚に食い込んでしまうので、爪を矯正で皮膚から出し、安全に伸ばす必要があります。
陥入爪の予防方法
陥入爪を予防するためにはまず普段の爪切りを正さなくてはなりません。全体の形はスクエアオフ(四角形で角が少し滑らか)が望ましいです。角が短いとそこから陥入しやすいため、角を丸くするラウンドカットは避けましょう。使用する道具は多くの方が爪切りの傾向にありますが、爪切りを使わずヤスリを使ってください。爪切りはその仕組み上、ひび割れや不用意な切りすぎが起こりやすいのです。その反面「削る」のは爪に負荷が少なく、深爪が起こりにくい(やろうと思っても深爪にできない)道具です。
東京巻き爪矯正院 中野院では普段の爪切りのやり方、使用する道具を伺い、根本解決のご指導もしています。我々プロが使用しているヤスリを購入することもできますし、同時に使い方も視覚的にわかりやすくお伝えしています。
陥入爪症例画像
上記写真は陥入爪であり、かつ皮膚が炎症し化膿してしまった症状です。矯正を続けていくと自然な爪の形に伸ばしていくことができます。矯正結果のように爪先端の白い部分(フリーエッジ)が指の先端と並ぶ状態まで回復すれば、再発も起こりにくく、機能的な爪となります。