足の爪が厚く手入れが大変―肥厚爪(ひこうつめ)―
爪のトラブルの中でも巻き爪の次に多く目にするのが足の爪が分厚くなってしまう肥厚爪です。
肥厚爪は手の爪よりも足の爪でよくみられるものです。
根元から先まで均一の厚さの爪の場合もあります。また、爪が厚くなる為、爪の溝を広げる場合もあります。
肥厚が始まってしまった場合、爪が自然に薄く戻ることは基本的にありません。肥厚する原因が続く限りは経過とともに徐々に厚くなっていきます。
爪が厚くなってしまったデメリットとして「靴下がひっかかる」、「靴を履くと圧迫されて痛む」などの症状がみられます。さらに言えば、爪床の皮膚組織の負担が大きくなって痛みを増したり、素足の状態でも痛みが出たりすることもあります。
専用のネイルマシン(爪の厚みを削り取る機械)による厚み除去が必要となるため、爪の診療科である皮膚科でも対応していない場所が多いものです。【東京巻き爪矯正院 練馬院】では巻き爪の他、こういった肥厚爪にも対応しています。
下記でより肥厚爪の具体的な原因や予防方法について述べています。ぜひご一読ください。
肥厚爪の原因
・加齢
肥厚爪の大きな原因の一つは加齢です。皮膚の角質と同様に足の爪も水分を奪われ、乾燥し弾力性を失い、縮み、厚く固くなっていってしまうのです。
・外からの圧力
ドアや家具などに指や爪を強くぶつけたり、長期間サイズの合わない靴を履いていると足、爪が圧迫されてしまいます。外からの圧力を受けると爪が前方に正しく伸びる力が遮られてしまいます。爪は根元の皮膚の内側に隠れた爪母という部位で作られますが、圧力を受けても成長は止まらない代わりに爪自体が厚くなってしまう性質があるのです。
・深爪
習慣的に深爪にしていると指先の肉が盛り上がり爪の成長が阻害されてしまいます。
そのため爪の下から新たな爪が生えてしまうこともあり、その場合には爪が層状になってしまいます(爪甲鉤彎症)。
・ケア不足
あまり爪を切らない、足指、爪を洗わない状態が続くと爪と皮膚の間にゴミがたまり、詰まることで成長を阻害され厚くなることがあります。
・爪の病気
水虫は白癬菌の感染が原因ですが、皮膚だけでなく爪にも感染することがあります(爪水虫)。爪白癬の症状として肥厚爪があります。爪の内側がボソボソとした繊維状の見た目をしていて、爪表面に筋状に変色しているのが特徴です。皮膚科で検査・治療が行えます。
・抹消血流循環などの抹消血管疾患
特に高齢者の方に多く見られます。お歳を召してどこにも足の指をぶつけてないし、靴もきつくない場合はこのような病因もあります。
肥厚爪の予防、セルフケア
・足にあった靴を履く
サイズの合わない靴を履き続けるのはやめましょう。緩くてもきつくてもどちらでも爪に負担がかかります。また、紐靴であると足の動きを防いでくれるのでより安心できます。
・しっかり洗う
シャンプーやボディソープを流しきれずに爪の間にたまってしまうことがあります。入浴時に足を洗っている、という方でも気を付けて爪と皮膚の間を最後に爪ブラシ(または歯ブラシ)で洗うなど気を付けてみてください。
・爪の保湿をする
乾燥も肥厚爪の原因になります。洗った後濡れたままにすると爪水虫の原因の一つになるため、しっかりと乾かした後に保湿、マッサージをすることで血行を良くし、綺麗な良い爪が生えてくることをうながします。キューティクルオイルの使用がおすすめです。
・爪を切るときは爪ヤスリと直刃タイプの爪切り
爪切りの先が湾曲していると、爪の角を切り落としてしまい深爪しやすくなります。
また、爪が肥厚しているときに爪切りをつかうのは難しいため爪ヤスリがおすすめです。
まとめ
セルフケアが困難になってしまったら、足爪ケア専門の巻き爪矯正院にお任せください。
一般的に家庭に置いてある爪切りやヤスリで対処ができなくなってくると、厚くなった爪を放置するようになり、さらに爪が厚くなり変色するという悪循環に陥るケースが多くみられます。
そのため巻き爪矯正院では「厚くなった爪を整える」といったケアも行っております。
当院では、肥厚爪の原因、足や靴の環境まで含め、初回のカウンセリングを丁寧に行います。爪のお悩みでしたら、「切らない!痛くない!巻き爪専門院グループ」へお任せください。患者さまの末永い健康生活のためにご助力致します。
東京巻き爪矯正院 練馬院
湯澤 憲司
【東京巻き爪矯正院 練馬院】
練馬駅A2出口より徒歩3分の楽々通院!
〒176-0011 東京都練馬区豊玉上2丁目27−23 千川通り沿い1階
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