フットケアが健康寿命を延ばす!?足・爪のケアが重要な理由とは

現在の日本は、令和18年(2036年)には国民の33.3%およそ3人に1人が高齢者となり、歴史上に例のない超高齢社会を迎えるといわれています。介護が必要となる状態を予防するために足や爪のケアをすることで健康寿命を延し、生き生きとした生活を送るために、たいへん重要です。

『目次』
・健康寿命とは?
・高齢者が要介護状態になる原因の1つ「転倒・骨折」
・転倒を予防するためには?
・まとめ

目次

健康寿命とは?

健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです、厚生労働省の発表している令和元年のデータによると、男性の平均寿命は81.41歳、健康寿命は72.68歳でその差は8.73年、女性になると平均寿命は87.45歳で健康寿命は75.38歳となり、その差はなんと12.07年もあるそうです。男性は約9年の間、女性に至っては約12年も、体に何らかの異常があり、日常生活に制限がかかりながら生活しているということになります。

出典:平均寿命と健康寿命 – e-ヘルスネット – 厚生労働省

高齢者が要介護状態になる原因の1つ「転倒・骨折」

ちょっとした拍子に転んでしまっただけなのに、高齢者の骨はもろく、たやすく骨折し長期の入院や療養が必要になってしまいます。
男女別に要介護状態になる原因をみてみると男性が5.8%で5位、女性が16.5%で2位となっています。
筋肉量の差はもちろんあると思いますが、女性は妊娠・出産等で骨がもろくなりやすい為「転倒・骨折」につながりやすい為と思われます。
もちろん転倒はだれにでも起こりうる可能性があります。

転倒を予防するためには?

爪の病気巻き爪・外反母趾・タコやウオノメなどの足のトラブルのために母趾(足の親指)に痛みがある人は、年齢を問わず、バランス機能、下肢の筋力がともに低下していることがあります。
転倒を引き起こす要因として、歩いたり立ち上がったりする運動機能の状態は見逃せません。さらに、ある特定の組み合わせで同時に起こりやすいこと、体の使い方や歩き方に特徴があり、膝や腰の痛みとも密接に関係があることがわかっています。

予防するためにも「フットケア」が重要なのです。フットケアとは、足をさまざまな病気から予防するためのケアのことを指しています。足の皮膚や爪の病変、またそれを作ってしまう体の状態を放っておくと、全身の運動機能の低下や老化、転倒、最悪の場合には寝たきりにもつながってしまう可能性があるのです。

なぜフットケアが大事なのかというと、足は立って歩くために欠かすことはできない体の重要な部位であり、立って歩けるからこそ自立がなりたち、手が使え、好きな所へ移動できるのです。

ケアをして足を守っていかないと、だんだんと変形してきます。足と膝、膝と腰、腰と首というように体はつながっていますから、足が悪くなれば膝や腰などほかの大きな関節を痛めることにつながり、たとえば巻き爪の患者さんの多くは腰痛をわずらったりしています。足が痛くなって、腰や膝が痛くなって不自由になってしまい、はじめて足が健康であることの重要さに気がついても、なかなか改善することは難しいのです。

当院で巻き爪矯正を行うのも大切なフットケアのひとつです。特に親指(母趾)は足裏のバランスを保つ中で大変重要な部位です。ゆえにその反面崩れやすいとも言えます。巻き爪になってしまうと踏ん張りが効かず、痛みが出ればその分着地を避けるようになり全身問題へのリスクが上昇するのです。体の中では本当に末端の小さな部位にも関わらずです。軽視できないからこそ、我々は巻き爪矯正に特化し、専門でやり続けているのです。

まとめ

足や爪の異常は長い人生を送るうちに蓄積していきます。そのためにも足をできるだけよい状態にしておくことが、年齢を重ねても元気で歩き、充実した毎日を過ごすために大切であるといえます。そのためには、まず自分の足の状態をよく知っておくこと、自分に合う靴の選び方、フットケアや運動を日々の生活に定着させることが重要だと考えています。

当院では巻き爪矯正だけでなく、ひとりひとりに合わせた根本原因改善の指導も行い、患者さま方の健康寿命を延ばすお手伝いをしています。足や爪の普段のお手入れ方法、生活習慣など気になったことはお気軽にご相談ください。

カウンセリングのみでも受け付けています。

東京巻き爪矯正院 練馬院
湯澤 憲司

【東京巻き爪矯正院 練馬院】

練馬駅A2出口より徒歩3分の楽々通院!

〒176-0011 東京都練馬区豊玉上2丁目27−23 千川通り沿い1階

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