変形爪（爪甲鉤彎症・肥厚爪）とは
変形爪（爪甲鉤彎症）症例写真
変形爪とはどういう状態か
「肥厚爪」とは爪が分厚く硬くなった爪のことを言い、「爪甲鉤彎症」とは爪が厚くなり湾曲し、何層にも爪が重なっている状態の爪のことを言います。また、「爪甲鉤彎症」は酷くなると鉤状で伸びて自分の指の皮膚に刺ささり痛みが伴ってしまいます。越谷院ではこのように変形した爪を便宜的に総称で「変形爪」と呼んでいます。
変形爪の原因
怪我という原因
足の指を踏まれた、足をぶつけた、激しいスポーツなどで爪に負荷がかかり割れてしまった（かけてしまった）などの怪我原因で爪が欠損したり、短く深爪状態になったことをきっかけにして、爪が正常に成長することを阻害されてしまい、爪がキレイに伸びず肥厚（爪が厚くなる）変形が始まることがあります。
慢性的な足への負荷という原因
常に指先や爪に対して負荷や負担をかけてしまっていると、伸びようとしている爪が阻害され変形爪になってしまうことがあります。
慢性的な足への負荷はハイヒールやパンプスといった履物で生じるだけでなく、外反母趾や扁平足、ハンマートゥーや浮指など足のアライメント異常（足の骨格変形）により歩行時の負荷が増えることでも生じるのです。
足にタコやウオノメがある方は足に慢性的な負荷がかかっているサインです。足の骨格が崩れ始めている証拠でもあるのです。
結果として、人によって出てくる症状は違いますが、変形爪、巻き爪、陥入爪といった爪のトラブル症状が出てくるのです。
