巻き爪とは
巻き爪は爪の端の部分が内側に巻いている状態のことを言います。巻いてくると爪の端が皮膚(側爪郭)に当たる様になるので、人によっては痛みが生じる場合もあります。
巻き爪の原因とは
・靴の履き方や爪の整え方
・外反母趾などの足の骨格変形
・爪白癬(爪水虫)やグリーンネイルといった爪疾患
・遺伝、その他体重の急な増減
などが考えられます。
特に靴の履き方が原因で巻き爪に悩まれる方が多くいらっしゃいます。そこで当院の推奨する靴の履き方をご紹介します。手軽に予防できるので、ぜひ今日から行ってみてください。
足や爪に良いとされているのは、靴紐タイプのスニーカーです。
靴に足の踵をしっかりと合わせて、紐をつま先側から締めることで足の甲全体が固定され、靴の中で足が滑らないようになります。
踵と甲がしっかりと固定されていると、指先は靴の内側に当たることが無くなるので靴からの圧迫も受けにくくなります。
YouTubeにて、靴の正しい履き方を実写形式で配信しています。ご参考まで。
化膿を繰り返す陥入爪
陥入爪とは爪が皮膚へ食い込み、まさしく陥入した状態のトラブルです。爪の端の部分が皮膚を傷つけるので初めは赤く腫れて痛みが出て、酷くなると出血や化膿、肉芽が出来る場合もあります。
陥入爪の原因とは
陥入爪の主な原因は爪を必要以上に短く切ってしまうこと。いわゆる深爪です。
特に足の爪のカドを短く切り過ぎた場合、体重がかかることで周りの皮膚は盛り上がります。そのまま爪が伸びるとどうなるでしょうか?
皮膚に爪のカドが陥入し、炎症や痛みが起きてしまうことは誰もが想像できると思います。
その後痛みを取り除こうと深爪を繰り返し、陥入は更に悪化していきます。これが悪循環となっていくのです。
また狭い靴を履いたり、ぶつけたりすることでも皮膚を傷つけ、炎症や痛みを引き起こしている患者さんもよく見かけます。
陥入爪の予防方法
陥入爪にならない為の予防としては、深爪をしないことです。
爪を整える際、何を使用して整えていますか?
深爪をしない為におすすめなのはヤスリを使うことです。
長さは指先と同じくらいで、上から見たときにスクエア型(四角い形)になる様にヤスリで整えてください。
カドが鋭くて危ない場合は、2〜3回撫でる様にヤスリで整えるだけで滑らかになります。
カドは短くしすぎないよう要注意です。
傷が出来て治るまでのメカニズム
皮膚が損傷することで傷ができます。
この時、傷口を修復させようと身体の中でたくさんの細胞が活動を始めます。簡単に説明すると以下の通りです。
1.血小板の働きによって傷口(出血箇所)の血が止まる
2.白血球などが含まれる体液が出て来て細菌などを綺麗にする
3.体液が乾いて瘡蓋ができる
4.瘡蓋が取れたあとも皮膚のなかでは組織の修復が続きやがて安定する
このようなプロセスで通常は人間の皮膚が持つ自然治癒力によって傷が治ります。
日常生活でできる軽い傷や化膿は自分で薬などを使って治すことができるかもしれません。
しかし陥入爪などが原因で化膿を繰り返している場合には、根本的な原因を改善させる必要があります。
そういった場合はぜひ専門家にご相談ください。
爪を切るだけでは一時的な痛みの緩和にしか繋がらず、繰り返すことで悪化していきます。
陥入爪や巻き爪で化膿を繰り返している方には当院の矯正をお勧めします。
化膿させない為に早めの巻き爪ケアを
深爪をしないようにヤスリで整えることが大切ですが、もし爪が折れて深爪になってしまったり、すでに痛みがある場合には早めの巻き爪ケアをおすすめします。
個人差はありますが、爪の食い込みが初期段階であれば、化膿や炎症が起きる前に痛みを緩和することができます。
その場合、当院の矯正も痛みが少なく、通院も比較的少ない回数で終えることが出来ます。
また陥入爪や巻き爪になる原因は人によって違います。
当院ではしっかりとカウンセリングを行い、再発を防ぐためのアドバイスも行っていきます。
まずはご相談下さい。
【埼玉巻き爪矯正院 川越院】
川越駅、本川越駅から徒歩 5 分。
わかりやすい丸広百貨店さん隣
[住所]
埼玉県川越市新富町 2-16-7 SK ビル 202
[予約電話番号]
070-4215-7320