巻き爪と薄い爪にどのような関係があるの?と気になった方もいるのではないでしょうか。
実は、爪の薄さも巻き爪になる原因の一つなのです。
今回は巻き爪の原因にもなる薄い爪について解説いたします。
巻き爪の原因は薄い爪にある
巻き爪とは、爪の端が内側に巻いている状態のことを指します。
歩行時や、靴を履いた時に爪が圧迫される事により正常なカーブを保てなくなり
その結果、指先がうまく使えなくなったり
更に症状が悪化すると強い痛みを伴い、日常生活に支障をきたします。
爪は、日常生活の中で外からの影響を受けやすい部分です。
特に薄い爪は衝撃に弱く、割れたり欠けやすくなります。
爪が欠ける事によって意図せず深爪となり、陥入爪になってしまうケースも少なくありません。
陥入爪になると爪が皮膚に食い込むように伸び、痛みや化膿を引き起こす事もあるため注意が必要です。
また、爪は本来地面からの力を受け止めるために自然と巻いていく性質があります。
指先がうまく使えていないことで爪の巻く力が勝ってしまい巻き爪になってしまいます。
薄い爪には柔軟性があるため陥入爪・巻き爪などの症状が進行しやすいのも特徴です。
先天的な要因
遺伝
爪が薄い原因の一つとして、先天的な理由も考えられます。
爪の質は、遺伝によって大きく影響を受けます。
親から遺伝する遺伝子によって、爪の質や形状が決定されます。
また、爪だけでなく足の形(骨格)も遺伝すると言われているので、巻き爪の原因となる外反母趾や扁平足などの
足の崩れ(足の変形)にも遺伝的要因が含まれるのです。
爪や足のトラブルを抱えている方のお子さんは巻き爪予備軍の可能性があるのです。
後天的な要因
栄養不足
爪の成長にはたんぱく質やビタミン、ミネラルはもちろん、亜鉛、鉄分などの栄養素が不可欠になります。
その栄養素が不足すると爪が薄くなる原因となるのです。
爪の主成分はケラチンというタンパク質でできていますが、タンパク質だけ沢山摂取しても効果は期待できません。
大切なのは必要な栄養素をバランス良く摂ることです。
爪に負担をかける習慣
爪の厚みは、一般的に年齢と共に変化し、
成長期の10代をピークに爪は比較的に厚く硬くなり、年齢を重ねるごとに爪は薄くなる傾向があります。
これは爪の成長が遅くなることにより、新しい爪を作る細胞が減少し、
古い細胞が剥がれ落ちる速度が速くなるからです。
しかし、爪の厚みは個人差があるので年齢だけで決まるものではありません。
年齢以外に爪を薄くさせる原因で考えられるものは習慣的な爪への負担です。
・合わない靴を履いている
・過度なケア
・乾燥
・ジェルネイル
日常生活の中でも特に注意したいのが爪の乾燥です。
爪が乾燥すると爪の表面にある角質層の水分も少なくなるので柔軟性がなくなり
爪が脆く、割れやすくなります。
乾燥を防ぐためにこまめに保湿クリームやオイルなどで保湿することが大切です。
洗濯や食器洗いなど洗浄力の強い洗剤を使う場合は、素手で直接触る事はせずゴム手袋を使用すると爪の乾燥を防ぐことが出来るのでおススメです。
また、爪切りを使うと爪に負担がかかり二枚爪や深爪の原因となるのでヤスリを使って優しく整えましょう。
爪が生え変わりは手の爪が3ヶ月〜半年、足の爪が半年〜1年と言われています。(個人差あり)
爪が薄いからといって諦めず、バランスの良い食事や適切なケアを続けてみてください。
当院では患者様の爪の状態を診て、トラブルの原因や改善方法などもお伝えしています。
爪に関するお悩みがありましたら爪の専門院である川越院にぜひご相談ください。
【埼玉巻き爪矯正院 川越院】
川越駅、本川越駅から徒歩 5 分。
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